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Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ハイドン好きになった経緯  

気ままに書いているブログですが、リュート・ブログとしての要素は初めから希薄です^^;
いつのまにかハイドン・ブログの要素が大きくなり、最近はLP関連も・・ラックを見ればハイドンの音盤が一番多いです。
いつの間にかハイドン好きになってしまった経緯を思いだしてみました。

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高校生の頃、名曲案内の本など借りたが、ドイツ三大Bなどのページはさすがに多かったがハイドンのページは少なかった、「交響曲の父」と音楽室には肖像が掲示されていたにも関わらず、レコードもせいぜいロンドン・セットの副題付きあたりしか、店頭には置いてなかった。
はじめは交響曲の番号が3桁に至っている凄さに興味が湧き、「時計」やら「太鼓連打」やら3桁番の交響曲のレコードを購入、いざ聴いてみると、ベートーヴェンほど熱気もなく、モーツァルトほど綺麗でもなく、淡泊?まあきちんと書かれた音楽だ、くらいにしか聴こえなかった、やはり名曲案内本のページが少ないのも無理ないか・・?繰り返し聴いたが今一つ味わいきれず時が過ぎる。

ある日FM放送でsym「告別」が流れ(A.ヤニグロ指揮だった記憶)、ハッとさせられた、「いいじゃん、この曲」ってさっそく適当なLPを探し、注文、あらためて「告別」の魅力に聴き入る、第一楽章のメロディックでない簡潔な短調の動機が引きつける、同盤に入っていた「ホルン信号」と19番も爽快で飽きることはない、当時レコード仲間だった友人に「いいだろう」と聴かせた^^、続いて35番、39番、「マーキューリー」など次々聴いてハマってしまった。レコード会社はハイドンの売り出し方を間違っている、後期作品の大層な副題が売りだったかもしれないが、初期の親しみやすい傑作をまず多く出すべきだったのでは?と思えた。当時の日本の物書きにはろくにハイドンへの認識なく評価している向きもあった、この手の古い名曲ガイドブックはあてにならない;

構えて聴くよりも、ふいに何処からか飛び込んでくる曲がとても良く感じることがある、やはりFM放送、クラシック番組はまめに流していたが、ラジオのスイッチを入れると、とても快活で充実感のあるよいシンフォニーが流れてきた、誰の曲だろうと、後でアナウンスを聞く、それが「ロンドン」とか「オックスフォード」だったりする、「おや、ハイドンだったの、いいじゃん!」という具合;ハイドンのいきいきとした魅力と構築性巧みな音楽が、すんなりと頭に共鳴して、突然、後期の作品の良さが感じとれるようになった。そんな頃、ドラティが交響曲全集盤を出したのを新聞広告で知り(大層な値段;)親にねだったが即却下された。
その後は渋いと思っていた弦楽四重奏がとても味わい深いとわかり、聴きだした。多種の楽器のための協奏曲にも魅力がいっぱい、トランペット協奏曲たるや(これもFMで)一聴惚れしたことは言うまでもなし。オラトリオやミサ曲にはハイドンのあらゆる技量が詰まっている。

モーツァルトももちろん好きですが、天才的過ぎる豊かな旋律の芳香といい、構成もよくでき過ぎで、逆に毎日聴きたいタイプじゃない。ハイドンは素朴さの中に飽きのこない味わいを見事築き上げている。作曲のたびに新たな工夫や仕掛けをセンスよくまとめあげ、初期から後期までこれほど進化し、時代の趣味に対応した作曲家は他に思い当たりません。
まあ好きに理屈はないわけで、要するにハイドンには最も親しみを感じている、なくてはならない、と書けば済むことですが^^今後もハイドンの感想は書いていきたいです。
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category: F.J.ハイドン

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コメント

同感です。

ハイドンを聴くようになったきっかけは、FM放送で聴いたピアノトリオなんです。
そして弦楽四重奏曲。
最後に交響曲あたりでしょうか。
多作ですが、同じような楽想が重ならないのが凄いと思います。
マーラーやブルックナーなどの曲は、誰が作曲したか直ぐ分っちまいますからね。

MK #- | URL
2013/10/26 21:58 | edit

MKさん こんばんは

おっしゃるとおり、あれだけ多作で1曲づつ個性的だというのも凄いです。
曲の裏にはハイドンがけっして人には言わないストーリーとか登場人物を描写的にイメージして、曲に性格を出しているとかいう記事を読みましたが、信憑性はどの程度か?聞くとそんな気はしますけどね。

michael #xNtCea2Y | URL
2013/10/26 22:29 | edit

こんばんは。

多作で駄作がないところや、聴き手(弾き手も?)を存分に楽しませてくれるところはテレマンに相通じるものを感じます。

私もモーツァルトより好きで、安心して聴けるイメージがありますね。

黒羊 #FynsjLCE | URL
2013/11/01 20:00 | edit

黒羊さん こんばんは

>テレマンに相通じるものを
私も同感に思っていました、両者とも楽しく聴かせる(演奏させる)音楽的ツボの捉えが冴えているんですね、生前から大人気でしたし。ちなみに当時のライプツィヒ新聞の作曲家人気投票でテレマンは1位、ヘンデルが2位、グラウプナーが3位、バッハは7位だったそうで;ハイドンは投票するまでもなく1位だったでしょう。

michael #xNtCea2Y | URL
2013/11/01 22:53 | edit

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