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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

G.セルシェル:11弦ギターによるバロック  

昨日は町内で葬儀があり、斎場の受付の手伝いをしてきました。年末年始に亡くなる方が続き、お寺さんは時間刻みで予定びっしりだったそうです。
今日は休みの最後、おもいッッきりのんびりするつもりが、いつもと変りなかったです;

今日はイョラン・セルシェルの11弦ギターのアルバム、たしか古楽器じゃないギター演奏のレビューは初めてだと思います;たまたまカーラジオから聴こえてきたバッハ、G線上のアリアのギター編曲が見事だったのでさっそく注文した記憶です、単に名曲集じゃない内容にも満足。

セルシェル 11cg2
セルシェル11g a

選曲は馴染みの名曲に、リュート奏者さえ見逃していた隠れた傑作を交互に取り上げた、セルシェルらしい内容です。
1.はヴァイスのパッサカリアで11弦の深い響きに引き込む。
2~のパッヘルベルの組曲嬰ヘ短調がなかなかの魅力で光っている、アルマンドからヴァイスも及ばない色香を放つ、セルシェルは深い溜めを入れながら魅力を深める、サラバンドの和声進行も味、ジーグはリズム取りが快調。
7.バッハのG線上のアリア、これはオクターヴ跳躍のあるバスラインはそのままの形がいい、6弦ギター編曲譜ではそこができないし、ほぼ主旋律を弾くのみの簡易な編曲が多いが、セルシェルは内声旋律もほぼ弾き通す編曲で聴きごたえがある。じつは11弦ギターとアーチリュートは同じ調弦、自分でも編曲に挑戦したが、"弾ける楽譜"が作れず、断念^^;
続いて8.おなじみペツォルトのメヌエットを美しく弾いて和ませ、9~はBWV1001をじっくり、この曲は最初のアダージョが好きで、奏者がどう表現するか楽しみ、セルシェルは拍節の伸縮、強弱など巧みで撥弦楽器にふさわしい呼吸はさすがお手のもの、フーガ以後も気品良くまとめる、もうちょい武骨な味があっても好きですけどね;
ほかにも15. E.G.バロン、17~ J.A.ロジなどリュート奏者も録音しない作品を紹介している。
21.ヴァイスの「ロジー伯のためのトンボー」も11弦の深みを活かし、セルシェルなら当然と思える名演、装飾音などリュート音楽をよく研究しているのが覗える、ギターの音の美質とリュートに勝るダイナミックレンジも効いています。
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category: その他・バロック

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