Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

カラヤン:ベートーヴェン交響曲第7番 BPO 1962 LP  

雨があがって、またぐっと寒くなるようですが、今日はじっくり暖房して、LP盤もターンテーブルに載せて多少温まった状態で針をのせました。
今日はカラヤン&BPO、1962年録音D.G盤です、二つ折りジャケットの古いものですが、盤は問題なくノイズはありません。サウンドはD.Gらしい厚み、渋さと滑らかさがバランスした良い響き、ひょっとしたら、これも再版盤は新カッティングかもしれず、もっと良いかも?ちょっと気になるところ・・
先般レビューした1959年のVPO盤との聴き比べでもあります。録音の質がだいぶ違うので比較し辛いところもありますが、

カラヤンbpo be sym7
1962年、ベルリン、イエス・キリスト教会

第一楽章、序奏の開始はたっぷり尾を引く鳴らし方、ここからVPO盤とは変わった様相、速めでレガート感覚も増した、カラヤンらしい演奏が完成した印象、主部もレガート基調の推進力、速いけれどコントロールされ尽くしたしなやかさと、強弱の彫りの深さがある。フリッチャイのじっくり溜めを入れた演奏と対照的でぐいぐいと進める。
第二楽章、アレグレットは速いが低音の始まりから音をひじょうにレガートに繋ぎ、速すぎる感覚を押える、最高潮でのBPOのvl群の響きは流石に高貴で見事。コントラバス群もたっぷり響かせ懐深い楽章にする。
第三楽章、速めだが極端という感じはなく、スケルツォのキビキビしたリズムが心地良く決まる、フォルテではtimpを粗野なまでに打ち、強弱を目いっぱい取り、雄大な楽章にする。
終楽章、始まりからいきなり限界的な急速、これはVPO盤よりさらにキレた感じ、しかしBPOはほとんど乱れなく、ビシっと締める、弱奏部分では若干テンポを緩め、クレシェンドで再加速する感じ、大抵、素早い演奏でtpは遅れぎみになるところ、そこもBPOはクリア、タイムラグのある楽器達もタイミングを狙った巧みな合奏でしょう、重厚さを失わず一糸乱れぬスーパー・オケぶりは流石。
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