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球状星団  

球状星団という天体もいったい何ものなのか、昔から気になっているものです。ハローという銀河を取り巻く球状の領域に分布し、古い星(100億歳以上)ばかりが重力の結びつきで球状に集まっている、というものです、中心の密集部では星間距離は数光年ではなく"数光日"レベルの混み合いぐあいとか。

M80.jpg
M80 銀河系内

ひとつの説が、宇宙初期の矮小銀河が合体をくり返し、大型の銀河が形成されるとき、すでにあった密集度の高い星団が銀河を取り巻く周回軌道を回るようになった、ただ銀河合体の際に星間ガスの圧縮が起き、大量に新しい星が生れ、星の材料のガスの多くが消費され、残ったガスも中心の銀河に吸収され、星間ガスを失った星だけの集まりが残り、そのまま年老いて球状にまとまっているというものです。
一方、大小マゼラン雲の中には珍しく青く若い球状星団があるとされます。マゼラン雲は銀河合体の経験がない、宇宙初期の矮小銀河の生き残りとされ、その分我々の銀河系よりも遥かに星間ガスも豊富で新しい星が一斉に生まれ、かなり密集した星団も出来うるでしょう。

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NGC265 マゼラン雲内

NGC265は小マゼラン雲内の散開星団ですが、わりと星の数は多いようです、しかし球状星団ほどの重力の束縛力はなさそうで、これもやがて散らばっていくでしょう。
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category: 科学・自然・雑学

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