Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

馬頭星雲  

オリオン座の馬頭星雲といえば、後方の星雲の明るさのシルエットとなった"暗黒星雲"の代表のように知られてきました。と言っても真っ暗じゃなく少しは星の光に照らされている部分もありますが、可視光の画像では上の画像のように見えますね。しかし、赤外線で撮った下の画像では、後方の星雲は完全に透けてしまい、馬頭星雲が明るく見慣れた積乱雲かのように浮かび、迫力ある臨場感です。

可視光
馬頭星雲1
赤外線
馬頭星雲2

実際現場へ行けば、ほとんど真空のような希薄なガスと塵が数光年という広がりで集まっているわけですが、はるか遠方からなら、濃厚な雲のように見えちゃうんですね、なんかスケール感覚に錯覚が起きます。馬頭星雲の中にも瘤状に雲が集まったところが見えますが、これから原始星と惑星系が誕生する所でしょう。

さて下はオリオン星雲の中で、原始惑星系の誕生する現場です。中央に輝きだしたばかりの原始太陽、周りには惑星系となるガスと塵の円盤がありますが、後方の明るい星雲の前にあるものは黒いシルエットで様子がよくわかります、手前や側面から明るい恒星に照らされて繭のように全体を囲むガスが見えているのもあります。

原始惑星系
原始惑星系

画像からはどれも小っぽけな存在のように錯覚をしてしまいますが、全体は太陽系サイズのはずですね、最外周部を囲む塵はオールトの雲みたいに惑星系の外縁に残り、やがて彗星の故郷とかいわれる所になるのでしょうか。
関連記事

category: 科学・自然・雑学

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/492-68024469
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック