Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

R.リヒター:タルティーニ vlソナタ《悪魔のトリル》  

CD表紙のとおり、今日もG.タルティーニ《悪魔のトリル》です^^
S.ホーキング博士は宇宙を創造するのに神はいらない、と言っていますが、私もたぶんそうだと思います。万物の秩序を築く神も、破壊と堕落の権化=悪魔も人間の心に存在している。音楽も高度な創造物でありながら、最終目的は快楽であり、究極の快楽のためなら悪魔に魂も売る、タルティーニの心に棲む神と表裏一体の悪魔の産物かもしれません。

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LINN レーベル

先日のアンドルー・マンゼの無伴奏vlによる《悪魔のトリル》も凄かったですが、当盤ルドルフォ・リヒター:vlソロほか通奏低音つきの、これまた聴きごたえ満点の演奏、先日も紹介した動画サイトの演奏は当CDのものでした、リヒターのvlはマンゼに負けず劣らず、そしてガンバやアーチリュートの通奏低音が魔性の演奏に大いに加担する、演奏は動画でお聴きのとおりです。
パラディアンズは以前、バロックvlのレイチェル・ポッジャーがメンバーだったパラディアン・アンサンブルのリニューアルグループで、R.リヒターがvlを引き継いだ素晴らしいデビュー盤でもあります。
第三楽章の"悪魔のトリル"はこの楽譜の部分ですね、恐ろしく難しそうです;

譜例

E.メルクスの古い演奏は、ベーシックに聴かせてくれたので、最新の古楽演奏の演出ぶりがよくわかります。当盤は今のところ最高ですね。(★★★★★)

ところで、タルティーニの逸話に基づく表紙の絵も傑作で気に入っています、少々わざとらしい描写ですが、この悪魔の顔がいい^^

devils portrait

実在のおじさんにこんな顔をさせてモデルにしたみたいで、ちょっと笑ってしまいます。
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category: その他・バロック

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