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カメラータ・ケルン:テレマン協奏曲集  

テレマンと言えば、当時のライプツィヒ新聞の作曲家人気投票で、1位だったと伝えられますが、数々の作品の楽しさから頷けます。また現代ですが、名古屋バロック音楽協会のサイトでも一頃第1位、アマチュアのバロック奏者にも人気があるんですね。演奏者にとっても楽しい、特にリコーダーをやる人は多いし、テレマンはリコーダーの為の傑作が多い、またヴィオラ・ダ・ガンバをやる人もリュートに次いで?多い気がします。テレマンの低音パートは当然、弾き甲斐があります、そして魅力的なソロ作品もある。
今日は1990年DHM録音、カメラータ・ケルンによるテレマン協奏曲集、それより前、ゲーベル&MAKによる、キレ味抜群の演奏が登場してからというもの、並みの演奏じゃ、かったるくて聴けなくなってしまった;カメラータ・ケルンは堅実なところも見せ、達演によるプレイヤー感覚も楽しませ期待に応えます。

テレマン02
テレマン01

1曲目、協奏曲ヘ長調はリコーダーの魅力を存分に聴かせる、アフェットーソの爽快な始まり、装飾句が鮮やか。アレグロは例によって快活な心地よさ、協奏曲なのでトゥッティとソロの交互、響きの充実も楽しめる。じっくり転調で聴かせるアダージョに続きメヌエットⅠ,Ⅱは牧歌的な明るさ、リコーダー・ソロの細かな動きも聴きどころ。
2曲目、ホ短調、アンダンテはバックで繰り返される弦のテーマが特長的、オーボエは異なるソロパートを吹くが、後半ではバックのテーマも取り入れる。快活なアレグロ・モルトだが、リコーダーの場合とは異なりオーボエ向きに旋律を作っていて一味ちがう。
3曲目、ニ長調、これはフルートの名曲としてもお馴染みでしょう、あまりテレマンらしい灰汁を感じさせない、第一楽章アンダンテは優美なソロにバックは概ねホモフォニックに助奏する、新しいギャラントなスタイルも感じる。第二楽章ヴィヴァーチェは明るく親しみやすいフーガに始まり、フールトソロとなる、バックと交互に聴かせ、フルートがフーガ声部を吹く部分もある。転調による瞑想的な第三楽章ラルゴ、終楽章はジーグ風のリズムでポリフォニック。
4曲目、イ短調、リコーダーとガンバがソロを演じるこの曲はテレマンらしさ全開、屈指の魅力作品、第一楽章からして印象的だが、何と言っても第二楽章アレグロの快活で緻密なアンサンブルの力に圧倒される、例によってトゥッティとソロの交互で、リコーダーとガンバは掛け合う部分もあるが、並行和声で揃う部分が多く、これを息ぴったりに演奏するのが醍醐味で聴きどころ、またガンバは通奏低音のチェロと掛け合うところも置き、面白い。
最後はニ長調で2つのvlとファゴットがソロ、ファゴットはややおっとりした味わいだが、2つのvlが繊細な雰囲気を出す、第二楽章は充実感のあるフーガ楽章。
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category: G.P.テレマン

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