Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

第45番「告別」  

この曲で古典派短調交響曲の魅力を最初に味わいました。(モーツァルトの40番は昔から聴き憶えていましたが、ポピュラー過ぎて古典派音楽というイメージがなかったです^^;)

第1楽章は疾風怒濤、簡潔なテーマですが、力強く、悲哀的というより情熱的で、始めて聴いた時、耳から離れませんでした。ドラティ盤のFM放送でした。展開部の最後で始めて第二主題が登場し、再現部でもうひと押し転調で深い楽想を聴かせ、展開部の続きのよう聴こえます。さすがに才気あふれています。
第2楽章は夢の中をさまようような気分です。
第3楽章は終止形で終わらず、終楽章へ続く感じ、
第4楽章前半で再び情熱的プレストを聴き、後半は副題のとおりのパフォーマンスがあります、楽器が減っていっても、なお美しく聴こえますね。
この頃のハイドンは後期に比べて旋律が美しく、大編成の曲にはない魅力があります。

クルト・ザンデルリンク指揮、シュターツカペレ・ドレスデン、針を降ろしたのは何十年ぶり?かもしれません^^;思いのほか好録音だったのに嬉しくなっています。

haydn45a

グラモフォン盤ですが、録音はシャルプラッテンとあります。旧東ドイツの名門、SKDの弦の響きが素晴らしく、古楽オケとは異なる、渋い弦のハーモニーもいいもんだと思います。内声や低弦のリズムがよく聴こえ、骨格の
しっかりした演奏です。B面にすばらしい104番が入っていますが、あらためて。

次はT.ピノック指揮 イングリッシュ・コンサート

haydn45b

古楽オケとしては落ち着いたテンポで、第1楽章はザンデルリンク盤と同じくらいです。内声、低弦&チェンバロのリズムできっちりと切迫感を聴かせます。古楽器によるハーモニー(不協和の部分など)は美しいです。

T.コープマン盤は速いながらも、しっかりと歌い込みが成され、味わい深いです。
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category: F.J.ハイドン

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