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J.M.クラウス 交響曲嬰ハ短調 VB140  

先般も取り上げましたが、もうちょい踏み込んで、、

この曲はもう1枚、コンチェルト・ケルンによる古楽器オケのCDがあります、今のところ先般のNAXOS盤と2枚だけかもしれませんが、こちらも名演です。

sym c#

そういえば序奏つきの短調交響曲って、ハイドンもモーツァルトも書いていませんね。
少し古いグルックの影響もあるような、次の時代も感じさせるような、このセンスは他の作曲家では聴かれない雰囲気です。

第1楽章の序奏はひんやりと澄み切った空気のようで、古楽器の透明な響きで一段と幻想的です。主部は弦のトレモロで怒涛の開始、追い立てるようなバスラインがこの楽章を緊迫感で運んでいきます。展開部は込み入った書き方をせず、夢想的な場面を置いたようで、最後に激しさを置いて再現部に移ります。
第2楽章はあっさりとした涼しげな旋律で構成され、ハイテンションな第1楽章のあとに安息感をもたらします。
第3楽章メヌエットはこれ以上ないくらい、簡潔、淡白、そして短い、これもある意味凄い。
終楽章はふたたび怒涛の楽章で、キレのよい痛快なエンディングです。

当演奏の動画:J M Kraus Symphony C# minor VB140
全曲、甘美な旋律や冗長な歌いまわしは避けたような構成で切迫感に魅了される傑作です。
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category: J.M.クラウス

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