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W.サヴァリッシュ:ハイドン交響曲第94番「驚愕」  

先日のセールで買ったLP盤、まずウォルフガング・サヴァリッシュのハイドンから聴きました。サヴァリッシュの「驚愕」ってまったく聴いた憶えがないので、興味あるところ、堅実で常識的な演奏だろうと予想しつつ・・
なお、この盤は「不滅の交響曲(6)」とあるのでセットものの1枚のようです、ジャケットもちょっと殺風景だし;1960年の録音だったはずだが、古さはなく、明晰な響きでフィリップスらしい名録音で聴ける。

hay sym94 サヴァリッシュ

94番「驚愕」
第一楽章、序奏はあまり引きずらずサラリと聴かせ、主部のテンポが意外に快速、急速ではないが、今まで聴いた中では速い、キビキビとして爽快に進める、弦楽は小刻みな主題をきちっと整え、提示部の2回目のトゥッティでは弦のトレモロが整然となだれ込むように重なり、ダイナミズムが痛快、いかにもこの曲のツボを押さえた表現、速めのテンポで初めて感じる良さがある。
第二楽章以下は定石的な演奏でしょう、ウィーン交響楽団の弦はVPOとも共通するような、しなやかな響きで、それが魅力を加える。ダイナミズムもしっかり打ち出すが、かっちり整った響きで荒っぽくない。
メヌエット、テンポはリヒターの演奏より若干速いくらい、しかし耳にずっしりくるほど重くなく、程よい力感でまとめる。
終楽章、やや快速だが、まさにちょうど良いテンポ、誇張もなければ、特異な表現もなく、理路整然と進め、充実感に満ちて終わる。さすがサヴァリッシュらしいと思う。
特に第一楽章がすばらしく印象にのこるが、これは「驚愕」屈指の名演と言えそう。

B面にはロリン・マゼール指揮、ベルリン放送響のモーツァルト40番がカップリングされ、これも興味深いがあらためて。
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category: F.J.ハイドン

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