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Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

L.レミー:C.P.E.バッハ チェンバロ協奏曲 Wq38,30,37  

今日はluteレッスンの日でしたが、昨日から急な腰痛に見舞われ、残念ながら予定を繰り延べしてもらいました。座ったり立ったりがしんどく何もできません;
音楽でも聴いて静養の一日です。
今日は気分を変えてC.P.E.バッハのコンチェルト、エマヌエルの作品はWq番号で憶えているつもりですが、まだあやふやです、鍵盤協奏曲はなにしろ多くて;ふとラックから取りだしたのがWq38,30,37の入ったcpoレーベル、演奏はルトガー・レミー:指揮とチェンバロ、レサミ・ド・フィリッペ。cpoはさほどメジャーじゃないけど、優れた作品を優れた演奏で提供する、興味深い録音の宝庫です。エマヌエルはメジャーですけどね。まさに多感様式だが、前期古典派のドイツ圏に生れたバロックでも古典でもない、音楽史の道筋から少し枝分れしたような特殊な魅力に溢れている。これはハイドン、ベートーヴェンにも影響を残しているようです。

c p e bach con

さてこのCDは魅力な3曲が入っていたはず、
1曲目、へ長調Wq38第一楽章は溌剌とした楽しさに溢れている、快調なリズム感を止めることなく、いつものエマヌエルらしさもあるが、この溌剌とした主題の切れ味は初期ハイドンの鍵盤協奏曲も思わせる、ハイドンはエマヌエルの作品の多くを独学で研究したそうだから、それも頷ける。楽しい楽章とは言え、調の移ろいや多彩な変化を十分聴かせる。
第二楽章は短調、一変して趣きが変る、2本のflトラヴェルソが加わる、独立したパートはなく、1st,2nd:vlと重ねるだけだが、翳りを帯びた雰囲気を嫌が上にも深める、モダンflだったらこうは行かないだろう;
終楽章、第一楽章の快調さと比べ、凝った構成、長調楽章であることがあまりはっきりしない、vlソロが印象的な前奏、突然の長い休符、予測を許さない動と静が聴き手を最後まで惑わせ、引き付ける。
2曲目、ロ短調Wq30
第一楽章、主題はエマヌエルの短調作品らしい魅力を帯びて開始、半音進行もあれば、跳躍、転調も思い切った切れ味、どの曲もそうだが、鍵盤のソロは見事ではあるがあまり耳を奪われず、斬新な構成を聴いてしまう。実際、鍵盤が長く聴かせるという所はないし、鍵盤は美しい繋ぎ?
第二楽章は、和声の美しさと弦楽の押し出すダイナミズムが耳を引く、チェンバロの穏やかな流れが気分を落ち着かせる。ソロとバックは対等な重要性をもっている。
終楽章、切れ味のある付点リズムの活気で支配された楽章、ソロは鍵盤らしいアルペッジョを奏でる部分が多いが楽章の骨格はバックが作り上げる。
3曲目、ハ短調Wq37
第一楽章、力強い付点の動機で始まり、急速な切迫感をもった主題、ゆるやかな主題、強弱の対比、とにかく構成的に魅了する、フレーズの終わりにトリルを入れてまとめるのはいつもながら。ソロは長々とアルペジョを奏で、バックが涼やかな助奏をいれるあたり聴きどころ。いずれにせよ、予測の立たない構成で引き付けていく。
第二楽章、これは爽やかな楽章、短い前奏ですぐソロが始まるが、美しく穏やかな流れで進む、転調の移ろいもよい。
終楽章、前2曲とはまた異なる活発なジーグ風の楽章、終始このリズムに引き付けられる。
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category: C.P.E.バッハ

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