Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

R.クーベリック:シューマン交響曲第3番「ライン」  

我が家は夜になれば、ほぼ静寂に恵まれていますが、夏は冷房をかけないわけにいかず、旧型のエアコンは室外機がマルチタイプであまり効きがよくないうえに風がうるさくて、ひとしきり冷房したら止めて音楽を聴いていました。5年前に取り替えたエアコンはPanasonicの一番安い型だと思いますが効きがよく送風音が静かになったので、どうにかかけながらでも音楽は聴けます。これが7台あります^^;マルチタイプは無くなったそうで;

エアコン

とはいえクラシックの最弱音を聴く際には送風音はないほうがいい、聴こえなくはないが音場の見渡し感が落ち、聴くほうも集中度が落ちます。
今日はラファエル・クーベリック指揮BPOのシューマン交響曲第3番「ライン」、お馴染みG.ヘルマンス:技師、ベルリン・イエス・キリスト教会での録音。MCカートリッジを使い、エアコンを止めました。MCは音を緻密に拾うので、いつもよりボリュームを上げても荒っぽくならず、スケールの広がったサウンドが満喫でき、最弱音もくっきり味わえる。図太く、かっちりしたD.Gサウンドも一味違って繊細に聴こえる。

kub sch sym 4
ラファエル・クーベリック指揮、ベルリン・フィルハーモニーO
1964年、ベルリン・イエス・キリスト教会


交響曲第3番 変ホ長調「ライン」
シューマンが1850年、デュッセルドルフの管弦楽団の音楽監督に就任したあとの作曲で、ライン川を下る様々な情景を5つの楽章にした、交響詩的でもある作品。
第一楽章は「ライン下り」の始まり、ローレライ付近、渓谷の急流のような躍動感の第一主題、哀愁を帯びた第二主題を聴かせたあと、また毅然と立ち上がる、様々な要素が交錯する充実した楽章、クーベリックは切り立った変化をつけ、各声部を明確に聴かせる。第二楽章はスケルツォだが、民謡風で「ライン」の流れは穏やかになる、コブレンツからボンの情景。第三楽章はさらに穏やか、ボンからケルンの情景。第四楽章はケルンの大聖堂、この壮麗な大聖堂に感銘をうけ、この交響曲を思い立ったとのこと、変ホ短調となり、荘厳な主題がカノンで連なっていく深い曲相で楽章全体の雰囲気を変えずに終わる。第五楽章はデュッセルドルフの祭り、第四楽章と対照的に祝祭気分で華々しく終わる。

「マンフレッド」序曲
もう一曲追加で入っている、マンフレッドが圧巻、シューマンらしい魅力が凝縮されたような作品だが、クーベリックは巧みにアッチェルランドを操り、何かの重力に引かれて加速していくような緊迫感に包みこむ。
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