Micha クラシック&リュートの楽しみ

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B.ヴァイル:ハイドン交響曲第90、46番  

B.ヴァイル指揮、ターフェルムジーク・バロックOのハイドン交響曲BOXセットもまだ全曲じっくり聴いていません;今日は最後のCD7から、90番、CD3から46番を聴いてみました。いつもながら拘り過ぎた表現なく快活で切れ味よい演奏。

haydn 90 46
ブルーノ・ヴァイル指揮、ターフェルムジーク・バロックO

90番ハ長調、主和音の総奏を轟かせ、主部のテーマが序奏として演奏される、主部は速いテンポで弱奏と強奏の対比をつけ、まさに快活、フルート、オーボエのソロ、tpが会場に拡がって響き美しいサウンド、展開部も力強く切迫感をだす。
第二楽章、アンダンテ、温和な長調と鋭い短調が対の主題となった変奏曲、中間でのflトラベルソのソロが味わい深く響く。
メヌエット、快活なテンポで、トリオはobのソロ、この録音では木管が美しく響くのが良い。
終楽章、快速にきりきり進める、様式感はかちっとまとまり、乱れるところはない、展開部はかなり彫の深い味わいを快速ななかで決める、例によって、偽の終結があり、続きをエネルギッシュに聴かせて終わる。

46番ロ長調、遡って疾風怒涛期の作品、44番の動機をヒントにしたような長調の動機で始まり明るいが、第二主題が短調でぱっと趣きを変える、展開部は第一主題で始まるが緊迫した第二主題が中心、再現部にはいっても緊迫感が続く。結果、短調楽章の要素が強い。
第二楽章、シチリアーノのリズムで気品のある旋律だが、哀愁も漂う楽章、後半は一段と夢想的で美しい。
メヌエット、主題はハイドンらしい明るさ、短いトリオに入るとまた短調に転じる。
終楽章、まさにプレスト・アッサイで畳み込むような快演、しかしなぜか第三楽章メヌエットが挿入され、ふたたび快活に、いつ終わるかはっきりせず、聴き手を惑わせる、ようやく終結音をズバっと聴かせる。この演奏に限ってヴァイルは後半も反復する、これによりきっぱり終わったはずが、続きがあるという、90番終楽章のような効果が生れて面白い。
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category: F.J.ハイドン

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