Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

C.ホグウッド:ハイドン 交響曲第104、100番  

今日は音の良いLPでハイドンを聴きたい気分。久しぶりに取り出したC.ホグウッドの「ロンドン」と「軍隊」のLP。MCカートリッジAT33PTG/Ⅱを購入してから一度も針を下ろしていなかった、これはガツンと太さが出るということで選んだ。このLPは再入手ではなく、珍しく発売当時のものを保存していた。初めて聴いたときは量感のない響きに不満があったと同時に歴史的響きであるはず、というところで戸惑いを感じたりもした。時を経て軽やかで美しい音が私の耳の基準になってきた。今聴くとC.ホグウッド、エンシェントの録音はまさしくその音。

hay hog 100 104b
ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」、100番「軍隊」
クリストファー・ホグウッド指揮、エンシェント室内O
オワゾリール 1983年 キングスウェイ・ホール 


「ロンドン」は堂々たる作品であるが、やや大袈裟で武骨にも感じ、響きの重い演奏では聴き辛らかった。終楽章の総奏部分など騒がしく聴こえた。お気に入り盤というのが少なかったが、C.ホグウッドの演奏は気品を帯びて引き締まり、聴き疲れすることはない。エンシェントの素晴らしい合奏力もある。「軍隊」もじつにいい、厚い響きではなく瞬発力でダイナミズムを聴かせる古楽オケの手法、鳴りもの楽器の程よい効かせ方。また両曲ともハマるテンポでメヌエット楽章が心地よく、すっかり馴染んでしまった。

hay hog 100 104

CDのほうも聴いてみたが決してわるくない、こちらが真正な音かもしれない。が、デジタル音源であってもLPには弦のしっとり感や残響音など、ちょいと一味香るもの加わるのが不思議。
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category: F.J.ハイドン

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