Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ヴァンハルの交響曲集  

ヨハン・バプティスト・ヴァンハルは古典派時代、いち早くフリーの作曲家として身を立てた人で大変人気があったようですね。ウィーン古典派の標準的で洗練された作風に思います。
交響曲も60曲以上あるようで、ハイドンの初期~中期あたりの作品と同様に楽しめそうです。田舎風の旋律は出てきませんが。

vanhal

NAXOS盤の第2集(Andrew Watkinson:City of London Sinfonia)
3曲目のト長調(Bryan G11)、第一楽章は弦だけによる上品な主題の歌い出しがあり、ハイドン顔負けの溌剌とした全奏に入るのが爽快、展開部も凝った構成ではないものの、グッとくる聴かせどころがあります。透明感のある良い録音で楽しめます。
NAXOS第3集は、ケヴィン・マロン指揮、トロント室内Oによる、モダン楽器ピリオド演奏の名演です。
ハ短調(Bryan c2)は傑作ですね。(参考動画:Symphony C minor)ハイドンの短調交響曲の緊迫感で引き締まった感じより、もっとメロディックに運んでいく感じです、展開部もツボを心得ています。K.マロンはティンパニを堂々と打ち鳴らし重みをつけます。同盤3曲目の変イ長調(Bryan Ab1)はちょっと趣がかわり、第一楽章では少し古いグルックの管弦楽曲を思わせます、第二楽章は美しいホルン協奏曲となっています。
もう一つ、鈴木秀美指揮、Orchestra Libera Classica盤に入っている、交響曲ホ短調も非常に充実した作品です、カップリングされているハイドン第75番、モーツァルト「プラハ」が続いても遜色を感じません。

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