Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

聴きたいパート:ハイドン交響曲No.45  

ハイドンの交響曲No.45「告別」はあまりにもお馴染みですが、短調交響曲の中でも一味違う冴えた魅力を聴かせ、飽きることはないです。
第一楽章の始まりから、2nd vlがシンコペーションの和声を弾いています、バスとvaで切迫感のあるリズムを刻む上で半拍ずれて刻む2nd vlのリズムが只ならぬ雰囲気を出す。演奏でもしっかり聴きたいパートです。
hay sym 45sc1
いろいろ聴いたところ、まず、C.ホグウッドが程よい快速でここを丁寧に聴かせます、B.ヴァイルも快速な中によく聴かせる、T.ファイはシンコペーションにエッジを立て、より明快に聴かせるのはさすが。R.グッドマンはあまりに急速なテンポで、シンコペーションどころじゃない感じ;もちろん急速なインパクトはあるが、どこに表現の重点を置くかで難しいところ。N.マリナーは快速でバスのリズムのほうを強調している、これなりに良いですが。
また第一楽章の50小節から、1st vlと2nd vlが短2度の不協和音を弾く、ここはノンヴィヴラート奏法がやはり強烈鮮やかに響きます。
hay sym 45sc2
第一楽章は事実上単一主題による緊迫感を持ち、展開部の終りに第二主題とされる部分で一旦落ち着き、この後の再現部に転調による、より深い聴きどころがあるのも特徴。

終楽章プレストの116小節から弦楽が畳みかけるところに管の和声が入ります、普通なら121小節から入ってもよいところ、先行して鳴りだすところが、崇高な感覚でじつに良い。まあここは聴こえにくいことはあり得ませんが、朗々と美しく聴かせてほしいところです。
hay sym 45sc3

総じて良い演奏をしているのがT.ファイです。
t fey hay 45
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category: F.J.ハイドン

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