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W.サヴァリッシュ:ベートーヴェン交響曲第6番「田園」  

EMI原盤のサヴァリッシュによるベートーヴェン交響曲全集、この全集は第8番と第9番のみライヴであとはセッション録音。第九の録音はさすがに人が多いせいか響きはデッドで少し惜しいが、第8番はさほどでもない。第1~7番は理想の録音で仕上がっている。
今日は好録音の「田園」を聴く、サヴァリッシュが振った「田園」ってあまり記憶になく、始めてかもしれない。しかし予想どおり、サヴァリッシュは大袈裟な演出なく、純度の高い演奏に仕上げている。

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ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウO

RCOの透明度の高い響きが心地よい、第一楽章は長閑な光景の描写だが、折り目正しく颯爽とした感覚がサヴァリッシュらしい、かなりの弱奏表現も使うが、ppでもはっきりとした口調で語るように緻密な音が聴こえてくる、第二楽章では常にどこかのパートが小川のせせらぎを描写しているが、弱奏ながら丹念に聴かせる、終りの鳥達のさえずりは、整った演奏の中にまさに自然描写のような印象で引き立つ。第三楽章はスケルツォらしい活気のテンポできりっとリズムを切り立て、嵐の描写は極端な強奏は控え、バランスの良い響きでコントロールする、嵐が去って終楽章、よくあるのが非常にゆっくりしたテンポで表情過多に歌いあげる演奏だが、サヴァリッシュは程々なのがいい、RCOの美音をやたら前面に出すことなく、スッキリと自然に。何度も繰り返し鑑賞できる信頼の演奏というべきか。
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category: ベートーヴェン

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