FC2ブログ

Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

C.アバド LSO:モーツァルト交響曲第40番  

最近はモーツァルトOを指揮したクラウディオ・アバド晩年近い録音を聴いているが、アバドの演奏といえばブラームスやベートーヴェンは以前から聴いていた。リリースごとに様々に演奏スタイルを変え、作品の真価に迫るために、いか様にも変容を見せる人だと思った。
LSO、VPO、BPOなどを指揮したブラームスやベートーヴェンを聴いても、そんなに長い期間を経ていなくとも、随分アプローチが変ってくる、聴き手としてもその中で好みが変る。後年になるほどピリオド・スタイルが際立ってくる。
先般、ロンドン響時代のLPを一枚ゲット、思えばこの頃のアバドのモーツァルトはあまり聴いた記憶がない、晩年のモーツァルトOとの比較も含めて聴いてみた。今日は2面の40番のみ。

アバド moz sym40
クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団
1980年 D.G録音


第一楽章、70年代としては標準のテンポか、全体にレガート基調で進む、弦は英国オケらしいしっとりした美音、木管も色彩豊かに溶け合っている、フレーズのまとめ方も気品がある、第二主題になると若干テンポを遅め、再びテンポに戻るようだ、ありふれた40番にしない、新鋭らしい冴えがある。第二楽章、メヌエットとも同様に秀演、終楽章もバランスのとれた響きで、聴きたいパートが聴こえてくる、ゴツゴツ感のないサウンドでなおかつ充実感を持たせる。この時点でのアバド最高の演奏でしょう。しかし、私が一番好きなのは以前レビューしたアバドが最後に行き着いた演奏。時が移れば聴衆も演奏家も変わる、ハイティンクも同様に前進を続けたことに敬意を感じる。
関連記事

category: W.A.モーツァルト

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/709-4e30f809
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック