Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ハイドン交響曲第39番  

最近ではハイドンなど古典派の"現代的演奏"と言うと、古楽演奏の影響が見られる方向を指すようになってきましたね。透明な響きと明快な表現、楽器が古楽器かモダンか、よりも演奏スタイルが注目されるというか。

さて、ハイドンのsym,39も短調交響曲の傑作として、好きな曲の一つです。
まずNAXOS盤、Helmut Muller Bruhl指揮 Cologne Chaber Orchestra(モダン・オケ)によるものですが・・T.ピノックのイングリッシュ・コンサートの演奏を聴いた後でも、すんなり聴けます^^弦、管ともによく整った爽快な演奏です。録音も美しく良好。NAXOSも一応ハイドン交響曲全集はできていますが、良い演奏者が登用されるのは中番以後なのが残念です。

hay 39

もう1枚、全集でお馴染みのA.フィッシャー盤も聴いてみました。驚いたことにNAXOSのBruhlも顔負けなほど、"現代的"です;第一楽章アレグロ・アッサイはほんとに快速で、冒頭、テーマを演奏したあと、一小節の休符が入り、(次はどうなる?)という緊張を持たせるハイドン得意の手法が入りますが、この休符にフェルマータをかけて緊張を引き伸ばしているんですね、またコントラバスを補強しているのでしょうか、低弦にエネルギーがあります。ホルンもナチュラル・ホルンみたいに豪快、(コンチェルト・ケルンの演奏かと思いました^^;)弦のみの第二楽章も歯切れのよい表現で引き絞めます。
思えば、フィッシャーも全集録音という偉業を数年かけて行っているわけで、その間にも演奏方針に変貌が生じることもあるでしょうね、39番は後のほうで録音されています。
なお、フィッシャーの全集(BRILLIANT CLASSICS)には欠陥があります、第101、103番の録音が左右チャンネルの位相がずれたような?状態でステレオ音場が正常に展開せず、聴くに耐えません;すばらしい演奏、録音もあるのに残念。
動画サイトでは、こちらも現代的かな。
sym,39 1st,2nd
sym,39 3rd 4th
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category: F.J.ハイドン

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コメント

はじめまして

それから、こんばんは。

奇士さんのところから来ました黒羊と申します。

Helmut Muller Bruhlは古楽器(とケルンco)は古楽器の経験もあるので、演奏は可也ピリオド寄りですね。
普段はモダンオケを聴かない人も余り抵抗なく聴けると思います。

黒羊 #FynsjLCE | URL
2012/03/26 21:43 | edit

No title

黒羊さん こんばんは
コメントありがとうございます。

Bruhlについて、なるほどそうでしたか、まったく知らなかった情報です。
ぜひまた、いろいろご教示ください。

michael #xNtCea2Y | URL
2012/03/26 23:13 | edit

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