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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

リュートの"ポイント"  

ポイントと言っても"要点"ではありません;リュートの表側は指板と響板の接合部分に写真のような切れ込みが施され、これを"ポイント"と呼びます。べつに無くてもよいのですが(無い楽器もある)、ないと殺風景?・・いつの間にかリュートの基本デザインになっているようです。ここは指板材と響板材を同じ形に切り抜いて接合してあります。
ポイント
7コースluteのポイント

楽器を新しく作る場合、ポイントは普通①のような形状にするでしょう、しかしバロック期の現存する楽器や絵画に描かれた楽器には②ような形状のポイントを見かけます。
ポイント例1
これはひょっとして・・当初①のように作られたルネサンス期の8コースくらいの楽器を、時代の移行とともに10コース、11コースへと多コース化するため、幅の広い指板(ネック)に付け替え、響板側の切れ込み位置は変えられないので、ポイントの両サイドを広げた、改造の証拠ではないかと思われます、③のように全体に深く切り下げる方法もあるでしょう。現代新たに作られる楽器でも改造後の形をそのまま再現している楽器もあるようです。
結果的に②の形ってけっこう好きですけどね。

ポイント11c
P.ライリッヒ、11コースluteのポイント

とても良い楽器はとことん改修して使われたんでしょう、製作は無理でも修理や改作くらい自分でやれるといいんですけどね^^;
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category: Lute

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コメント

お久しぶりです。

そうですね、改造の歴史なんですよえ。
良い楽器はとことん改造されて長く弾き続けられたというのは、私もそう思います。
バロック期の絵画を見ても、ほとんど飴色の濃い茶色ですし、これはルネサンス期のリュートを11、13コースへと改造したからなんでしょうね。100年以上経た材は、当時の製作者や弾き手も好んで使用したのでしょう。
今も古い材料で作られた楽器は好評のようですし、M.デ.ヴィッテ
さんが300年以上前の材料で作ったリュートは以前話題になりました。

材料は30年以上経過すると、ひとつの変化があるようですので、少なくとも国産や欧州製で、80年代初頭くらいに作られたリュートを探すのも購入の選択肢かもしれません。

白くま #enTCpbWY | URL
2014/12/29 18:14 | edit

白くまさん こんばんは

>材料は30年以上経過すると、ひとつの変化が
なるほど、うちにも2つ30歳以上のがありますが、どちらも鳴りっぷりは気に入っています。
譲り受けたもので、新品の頃の音を知らないので変化はわかりませんが;
http://micha072.blog.fc2.com/blog-entry-313.html
http://micha072.blog.fc2.com/blog-entry-241.html
ヴィッテ さんの楽器、生で聴きたいですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2014/12/29 20:23 | edit

指板とポイントが一体になっているものも(w
blog-imgs-45.fc2.com/m/y/w/mywindow/Egholm_points.jpg

>改造
<マーラーの楽器なんかは、18世紀になっても人気があったようですね。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2014/12/29 23:04 | edit

奇士さん こんばんは

>指板とポイントが一体になっている
どんなリュートもこのように作ってあるものだと思っていました;初めて手にしたとき、継いであるのが意外でした。本来、最初に作られるときは一体なんでしょうかね。マーラーで良い楽器の音は魅力です、細長いので弦長を短くし辛く、無理に短くするとかっこ悪いですね;

michael #xNtCea2Y | URL
2014/12/30 00:02 | edit

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