Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

Weiss ロンドン写本の筆写ミス?  

今、練習中のS.L.ヴァイスの"L infidele"ですが、ベースに使っている譜はロンドン写本です。しかしこちらは筆写ミスが多く、注意がいるそうです;一例でミュゼットについて、ドレスデン本の同曲と比較します。

ロンドンのほうは冒頭のリズムが①のパターンで始まり、以後②のパターンが混在する、ドレスデンは全て②のパターンで統一されている。
muse 譜例1
ちなみにN.ノースはリズムパターンはロンドンの混在状態をそのまま採用している。J.リンドベルイはドレスデンのパターンで統一している。

次に同じミュゼットだが、ドレスデンの46小節が、ロンドンでは55小節にそのまま飛んでいる;;その前後部分は改変なしなので、単純にワープしているのだ。
muse 譜例2
これに関しては今度はN.ノースがドレスデンのとおり演奏し、J.リンドベルイはロンドンの55小節を削除して弾いている、たしかに54小節から同じ音形で整うところ、この"55小節"がポツンと割り込むのはおかしい。これぞ不実女の振る舞いか?いずれにしても定石的ではない不思議な感覚の曲です。
参考CD 左:N.ノース盤、右:J.リンドベルイ盤
weiss nl

どうもロンドンのほうは筆写ミスが多いようだが、間違えっぷりが異常にも思える・・同じ音で運指を変更しているところもあり、いろいろ再考した様子もある、明らかな間違いもあれば改訂?とも思える部分も・・悩ましいですね。レッスンではじっくり検証して行う予定。
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