FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

チェロ協奏曲第2番  

前にも書きましたとおり、ハイドンは特定の楽器のために何曲も協奏曲を書いていませんが、古今の名曲に数えられる傑作が少なくないです。古典派時代、チェロ協奏曲も探せばかなりあるでしょうけど、一流どころの頂点にくるのはやはりハイドンの第2番でしょうね。
この第2番は近年までハイドンの作ではない疑いがあり、エステルハージ楽団にいたチェロ奏者、アントン・クラフトの作ではないかという説がありました。しかし1964年にウィーン国立図書館でハイドンの実筆譜が発見され、疑いは晴れました。もちろんソリストを務めたであろう、クラフトの意見も取り入れて筆を進めたと考えるのは自然でしょうね、とてもメロディックに曲が進んでいくところはハイドンでは珍しいです。後から言えることかもしれませんが、温かみをおびた美しい旋律の趣味はまさしくハイドンですね。

hay ce

今回は古楽器による3枚を聴きました、LP盤のクリストフ・コワン(チェロ)、ホグウッド指揮:AAMは旋律美をゆったりと聴かせ、コワンによるカデンツァもセンスがよく聴かせどころです、オーケストラ部分も美しいですね。録音も古楽オケのサウンドをよく伝える秀逸なもので、針の降ろし甲斐があります^^
もう1つCDはアンナー・ビルスマ(チェロ)、ターフェル・ムジークOの演奏、これは幾分速めのテンポで闊達な味わいで聴かせます、カデンツァはビルスマによる凝ったもの。なおこのCDには話題のアントン・クラフトのチェロ協奏曲が入っていて(気が効いている^^)一聴瞭然、ハイドンとは違います^^モーツァルトに近い、イタリア趣味の作風に感じます、しかしチェリストらしい技巧が凝らされた聴かせる曲です。
もう1枚はIvan Monighetti(チェロ)、Alte Musik Berlinの演奏、こちらにはハイドンの2曲のほか、ハイドンとも関わりの深いイグナッツ・プレイエルのチェロ協奏曲が入っています、一流どころのセンスからすると一歩引く感もありますが、なかなかどうして、隅に置けない作品です^^(同曲のクラリネット編もあります)一聴の価値あり!
関連記事

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/75-82a74a2f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック