Micha クラシックとリュートの楽しみ

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コダーイSQ:ハイドン 弦楽四重奏曲ヘ短調 op.20-5  

このところハマっている、ハイドンの太陽弦楽四重奏曲、6曲の内3曲は終楽章が見事なフーガというのも楽しみです。先に取り上げたハ長調、作品20-No.2に続き、今日はNo.5のヘ短調、久しぶりにコダーイ四重奏団の演奏で聴きます。

kodaly hay sq
弦楽四重奏曲
ニ長調op.20-4(Hob.Ⅲ:34)
ヘ短調op.20-5 (Hob.Ⅲ:35)
イ長調op.20-6(Hob.Ⅲ:36)


四重奏曲ヘ短調op.20-5
第一楽章、モデラートは1st vl中心のわりと感傷的でメロディアスな第一主題、第二主題も優美な味わい。ハイドンの短調交響曲とは趣が違う、展開部は第一主題で始め、複雑な書法は取らず、やはりメロディックに聴かせる場面が多い。コダーイSQは模範的な秀演で安心できるが、最近はもう少し切り立ったものが欲しくなった;
第二楽章メヌエット、交響曲39番のメヌエットに近い趣きでまずまず。
第三楽章、アダージョ、優美なテーマに基づき、1st vlのソロが目立つ、穏やかにまとめられた演奏で、もう少し引き付ける表現がほしい。
終楽章、これはいやが上にも魅力の楽章、二つのテーマをもつフーガ楽章で、譜例の2nd vlに始まる①のテーマ、vaに始まる②のテーマが各パートから繰り出される、これはヘンデルなどバロックのフーガを彷彿させる。
sc 01

盛り上がりを見せたあと111小節にフェルマータを置き、間を詰めた新たなパターンでストレッタを聴かせ、
sc 02

135小節からのvcの持続低音が終結に近いことを予感させる。
sc 03

一段と複雑な終結部を聴かせて終わる。これはop.20-2よりも聴きやすい曲でもあります。
最後のop.20-6のフーガも素晴らしいですが、あらためて。
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category: F.J.ハイドン

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