Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

フンメル トランペット協奏曲  

1枚目、1974年録音のこのアルバムはモーリス・アンドレとカラヤン&BPOが組んだ唯一のものですね。何度も復刻され、今も大人気のようですが、演奏スタイル云々を超えた絶対的名演でしょう。
多くの人がハイドンも録音してほしかったと語るのも無理ありません。この二者が組む以上、他に類を見ない名演にしなければならない立場でもあり、慎重だったのかもしれません?フンメルをメインに絞ってようやく録音にこぎ着けた?と勝手な想像が浮かんでしまいますが^^;結局ハイドンは実現しませんでした。

hum trum

アンドレの名演は言うまでもなく、バックのカラヤン指揮BPOは重厚であり、機敏でしなやかでもある、モーツァルトの交響曲で見せた魅力をここでも聴かせます。それがぴたっとアンドレに寄り添い、間奏的に入る木管のソロも上手くてこの上なく贅沢です。ついついこの盤を聴きたくなるのはバックが充実しているからですね。それから、EMIの録音がじつにいい、D.G盤と変らぬサウンド・イメージです。
動画サイトHummel Trumpet Concerto

もう1枚はニクラス・エクルンド(tp)とロイ・グッドマン指揮:スウェーデンCOによるNAXOS盤です。
エクルンドはバロック・トランペット(ナチュラルtp)の演奏で何集か出していてこれも興味深いですが、ここではモダンtpでの演奏です。美しい透明感で柔らかな弱音から輝く強奏まで、変化豊かな演奏です、LP盤時代にはダイナミック・レンジを確保しづらかった難点をさすが最新録音では克服していますね、トランペットの醍醐味が聴けます。バックのロイ・グッドマン指揮:スウェーデンCO、にも興味ひかれたところですが、清々しい音色でじつに整ったアンサンブル、第3楽章に出てくる、いかにも難しそうな速いテンポの中での符点リズムをピタリと演奏しています。アンドレ&カラヤン盤では符点の演奏は省略されています。
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