Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

好きな序曲Ⅳ:ブラームス 悲劇的序曲 その2  

昨日に続き、悲劇的序曲 その2です。2枚ずつ書いていこうと思いますが組み合わせに迷います;今日はジェームズ・レヴァインとカルロ・マリア・ジュリーニ、ともにオケはVPOです。

ジェームズ・レヴァイン指揮:ウィーン・フィルハーモニーO
新鋭指揮者と思っていたJ.レヴァインも71歳になるんですね、この録音は1992年、'90年代なんてつい最近に思えますが・・レヴァイン48歳、演奏はいかにも意気盛んな印象。
levine bra tragic
演奏時間は13:55、普通くらいに思えるが緩急の変化をつける、開始は力強くじっくり、しかし6小節裏拍からすぐ速度を上げ、アバドほどのテンポになる、ダイナミズムと切れ味で押していく、106小節からはVPOの弦のしなやかさを堪能させる、126小節からしなやかさと緊迫感を両立して聴かせる。187小節から穏やかな部分が続き、264小節からさらに静寂、300小節から活気が戻り切迫した部分に移る、再び加速、切れ味で攻める演奏、VPOは弦の爽快さとブラスを轟かせエネルギッシュに終わる。

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮:ウィーン・フィルハーモニーO
1989年録音、こちらはレヴァインに対し、伝統的演奏で枯淡な味わい。
giuli bra tragic
演奏時間は15:28、全体にゆっくりめ、長い弓使いで音を伸ばし、旋律美で歌わせる。急激な速度変化は付けず、レヴァインを聴いた後、切迫感には乏しいが、じっくりと安心して味わう演奏といえる。ひじょうになだらかな起伏でじわじわ引き付けていく、ブラスも丹念に透明感をもって演奏される。
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category: ブラームス

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