Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

好きな序曲Ⅳ:ブラームス 悲劇的序曲 その3  

今日もあまり考えずに選んだ2枚、ブラームス 悲劇的序曲 その3です。

クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮
クリーヴランド管弦楽団
doh bra tragic
1988年、TELDEC
演奏時間、13:43、幾分快速に感じる、開始音の印象で、細部までコントロールし切ったような、しっくりまとまった合奏音が心地よい、ここはハイティンクと同系の魅力に聴こえる。颯爽と躍動感豊かに、速度変化も控え、淀みなく運んでいく。ブラスの厚みと輝き、爽快で味わい深い弦、timpがまさに要となった良い響きで合奏を引き締めている感覚、クリーヴランドOの上手さも効いているでしょう、演奏自体は悲劇的というより健康的に感じる、小細工なしで再現部から終結までが痛快。透明感とともに弦がしっとり響き、量感のある録音もまた良い。

カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニーO
k be bra
1977年 D.G
演奏時間、13:39、ベームならもう少しゆっくりかなと思ったが比較的快速なのが意外、しかし地にしっかり根を張った感覚で、極端な快速にもしなければ遅くもしない、また微かなまでの弱奏にすることもない、VPOらしい柔和な響きも控えぎみで渋い、そこはベームらしい。概ねインテンポで虚飾を排した厳然たる趣き、こういうのもわるくない。録音は古くはないが、やや高域が張り出し、もう少し潤いとゆったりした厚みがほしいところ。
演奏時間は同じくらいだが、敏腕で器用そうなドホナーニとは対照的に聴こえる。
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category: ブラームス

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