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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

大ミサ曲 ハ短調  

昔、緑色のジャケットで出ていたヘリオドール盤(グラモフォン原盤)はどれを買っても充実した内容で満足していました。近年はフリッチャイなどの再版CDが出ると、無意識に、といっていいほど^^集めていました。

モーツァルト、大ミサ曲ハ短調K.427
F.フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団、聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊
マリア・シュターダー:S ヘルタ・テッパー:A エルンスト・ヘフリガー:T イヴァン・サルディ:B
これもとりあえず買って(もったいなくも)保留してあったのですが、演奏、録音(1959年)のすばらしさに驚きます。昔、LP盤を買って冒頭部分だけ聴いて、こりゃいいぞと思って間もなく盤を損傷してしまい、それっきり縁が途絶えていました;

moz mass

ソプラノのM.シュターダーの清潔な声は(好きな声です)技巧的な声楽曲でもあるところ、思いのこもった歌いぶりにまず感動、フリッチャイ指揮のベルリン放送響はBPOのときと同じ、弦の柔軟で味わい深い演奏を常に聴かせ、深く息を吸って祈りを捧げるような演奏、少々古いと思いこんでいた録音も見事なグラモフォン・サウンド、全てにホロリとさせられます。買っておいて良かったです^^

この作品はウィーン時代のモーツァルトが、スヴィーテン男爵に提供されたバッハやヘンデルの作品に触れ、即座にその影響が現れたものとしても興味深いです。明らかにバロックへの回帰があり、第2曲のGloriaはヘンデルの祝典音楽的だし、第10曲Credoもヘンデルのデッティンゲンのテ・デウムをちょい連想します^^一方、第3曲のLaudamusは思い切りモーツァルトらしい、当時流行ったコロラトゥーラをソプラノが聴かせる、といった内容盛り沢山の傑作ですね。ソプラノがアルト音域を歌ったり、アルトがソプラノ音域を歌ったりするところも面白いです。

もう1枚、好きな盤があります、
J.E.ガーディナー指揮、イギリス・バロックO、シルヴィア・マクネアー:S ほか
古楽演奏らしい美質が聴かれるとともに、豊かな響きで重厚感が失われていない名演ですね。こちらはソプラノ&アルト、ではなくソプラノ2人が起用されています。

PS.ヘリオドールといえば、W.シュナイダーハン:vl、O.ヨッフム指揮、BPOのベートヴェン ヴァイオリン協奏曲がでていましたが、これぞ名盤といえるものでした、5月に復刻されるそうで楽しみ。
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category: W.A.モーツァルト

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