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T.ピノック:ハイドン 交響曲第51番  

古楽オケによるハイドン交響曲の音盤は随分聴きましたが、T.ピノックのアルヒーフ盤ほどきっちりと仕上がった感覚の録音物は他に思い当たりません。微塵も綻びがない、一流テーラーが仕立てたスーツみたいな?さすが老舗アルヒーフ。

6枚のセットは新譜当時と同じカップリングで必ず1曲は副題付きで人気の取れそうな曲になっています。もし1枚に38番、51番、65番、なんて集めたら、よほどの通でないと買わないでしょう;今日はCD4に入った51番です、これも傑作ながら副題がないため損をしているかもしれない、ホルンの名人芸も聴けるのに。

pinno hay sym51
トレヴァー・ピノック指揮
イングリッシュ・コンサート
1989年


交響曲第51番変ロ長調 Hob.I:51
第一楽章Vivace、活気のある動機で始まり、消え入るように提示部を終わる、展開部は第二主題で始まり、斬新に引き付けておきながら煮え切らず、冒頭の第一主題に戻ってしまう(108小節)が、こんな簡単に終わるはずがない、偽の再現だ、
sc01_20150512235616400.jpg
さすがハイドン、仕掛け方は上手い、このあとが展開部本番で大いに魅了する、再現部も凝っていて期待に十分応える。
第二楽章はきわめて穏やかな曲相の中でホルンの記録的最高音から最低音まで、超名人技が要求される、当演奏のナチュラル・ホルンの上手さはこれ以上ないほどと言える。
メヌエットはトリオが二つ置かれているのが珍しい、第二トリオは再びホルン・ソロ、今度はパッセージの切れ味が聴かせどころとなる。
終楽章、いかにもロンド主題らしいが結構メロディックな主題で味がある、ユニークな間奏を挟み、ホルンも大いに活躍して終わる。
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category: F.J.ハイドン

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