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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

K.レーデル:ヴィヴァルディ「四季」  

新しい録音とおもいきり古い録音、この対極を聴くのも面白いです。
昔の千円盤シリーズで、エラート1000、バロック音楽の宝庫だったこのレーベルはアルヒーフのような学識張ったところはなく、旧録音が次々と兼価で出て、白地の中央に名画をあしらったジャケットに親しんだ人も多いでしょう。とは言え、エラート1000シリーズ一覧を見ると、ハルモニア・ムンディも顔負けのようなマニアックなラインナップでもある;
クルト・レーデル指揮のヴィヴァルディ「四季」もかつて集めた1枚で懐かしい。私が2番目に手にした「四季」です。(1番目はラテン系団体の演奏でしたが、これは後日;)

レーデル 四季
クルト・レーデル:指揮
ミュンヘン・プロ・アルテ室内O
オットー・ビュヒナー:vl


今の古楽演奏から見れば、真っ向から聴けるものではないが、これも演奏史のひとつ、録音はステレオだが歪み感もややあり、かなり古いようだ、'50年代かも?特徴はまさにドイツ的な語り口のヴィヴァルディでミュンヒンガーとはまた一味違う。テンポは急楽章で速すぎず、ほぼインテンポ、音符の1つ1つを明確に聴かせる、緩抒楽章では遅すぎず、ソロvlが装飾らしきことを行う、といっても今日のような古楽研究に基づいたものとはだいぶ違う、即興性を帯びたものでなく、かっちり作り込まれた感覚、ときにロマン派のvl曲にも聴こえる;奇妙にも感じるが何も芸がないよりはマシか?これも一興。特に興味深いのは「秋」で第一楽章のくっきりリズムを切り立てた感覚、第二楽章にはソロ・パートもないところなので創作したソロが際立つ、終楽章もテンポは速くせずに切り立ったリズムで演奏。
全曲、オットー・ビュヒナーの堅実なvlソロで整然として、スリリングなルバートとか、戯れる要素は一切ない、「冬」の開始など武骨なくらいだ。
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category: ヴィヴァルディ

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