Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

R.ドゥアット:ヴィヴァルディ「四季」  

その昔、コロムビアのダイヤモンド1000シリーズはおそらくクラシックに目覚めた若い世代によく売れたものと思いますが、中古ショップであまり見かけないのは、聴きまくられて盤状態が良いものが残っていないせいかもしれません?またダイヤモンド1000一覧を見てみると、今でも聴いてみたいような演奏者の顔ぶれもあるし、これはべつにいいか、というのも(笑)見られます、また結構マニアックな曲目もあります。その後CD化されたものは少ないようで、先日のB.パウムガルトナーのハイドン交響曲など珍しい。
今日はダイヤモンド1000の実物です。ローラン・ドゥアット指揮、スイス・イタリア放送合奏団のヴィヴァルディ「四季」、vlはルイ・デ・コム、

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ローラン・ドゥアット指揮、スイス・イタリア放送合奏団
ルイ・デ・コム:ヴァイオリン
ルチアーノ・スグリッツィ:クラヴサン
MUSIDISC-FRANCE原盤
ジャケット:リヒテンシュタイン、ファドー城


じつはこれと同じジャケットで中身だけリニューアルされていて、先代の盤はヘルマン・クレバース:vl、マリヌス・フォーベルベルク指揮、アムステルダム室内Oによるものでした、私にとっては次代のドゥアット盤が擦り込み盤なわけで「ヴィヴァルディの四季ってどんな曲?」なんて頃に聴いたものです。
このジャケットの風景写真が良かった、残雪の山々をバックにひっそりと古城があり、手前のフォーカスから外れた花の色彩が心地よく春らしい、これが中身の音楽と良く合う。
録音年は不明だが、少なくとも半世紀近くは過去のもの、40年前、兼価盤で出ていたんだから;しかし思ったほど古くない、昔使っていた簡易ステレオ装置では聴けなかった音が拡がる、高域が強めの録音だが爽快なサウンドで嫌味がない。
演奏は昨日のレーデル盤とは対照的で、レガート基調、ルイ・デ・コムのvlは「四季」のソネットに沿った描写を聴かせ、遊び心がある、バックの合奏は強弱の対比を深くし、弦楽シンフォニーといったところ、確かにヴィヴァルディは交響曲の祖かもしれない。またチェンバロのルチアーノ・スグリッツィが今日の通奏低音とは言えない、この時代らしい演奏だが聴かせどころを作っている。当時のベストセラーだったイ・ムジチ盤よりずっと楽しめると思う。
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