Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ピアノ協奏曲「皇帝」  

かなり前、レンタルショップで借りた、アレクシス・ワイセンベルク(P) カラヤン指揮BPOのベートヴェン「皇帝」がとても良かった記憶なので購入しました。1974年録音 EMI

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ワイセンベルクの冴えわたったピアノに、やはりバックが素晴らしい、カラヤンの指揮は強奏の拍の頭を柔らかく弾き始めさせ、乱暴に聴こえることが一切なく、練り上げられたアンサンブルが重厚しなやかで一段と美しく聴こえます。先日のM.アンドレとの競演でも共通です。第二楽章の祈るような弱音の旋律もこれ以上ないほどきめ細かく表現されます。
またEMIの録音が、グラモフォンの良好な録音と変らないような音質で、バランス・エンジニアはWolfgang Gulichという人ですが、こちらにも"カラヤンの耳"がいたのでしょうか^^

ところで、ベートーヴェンのこの時代にはすっかりオーケストラ編成も、曲の規模も大きなものとなりました。それなりに曲は充実していないと、冗長で退屈なシロモノになってしまいますね;その意味でベートーヴェンが"一人横綱"になってしまい、肩を並べる人が見当たりません。ピアニストとしてライバルだった、J.N.フンメルのピアノ協奏曲を聴いたところ、聴かせどころはありますが、全体にやや希薄でベートーヴェンのように冒頭から最後まで引きつけるものがありません;シューマンと同時代で、ピアノ・エチュードで有名なブルグミュラーの交響曲を聴いてみたのですが;確かにその頃のスタイルですが、聴き入らされるところがほとんどなかったです;まあその後は、作曲、演奏、指揮、と徐々に専門分野に分かれていく時代となりますが。
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