Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

指板  

弦楽器奏者がテクニックを駆使する土台、指板について書いたことがなかったです。
多くの弦楽器の指板は黒壇(エボニー)です、押さえた弦がピタリと安定する、適度な比重(0.82~1.09)と硬度を持ち、最適材と思われます。チェロなど、ハイポジションはネック材が下にないので指板はしっかり厚くしてありますね。
vc_20150614223629f7a.jpg

指板は硬すぎてもダメなんだそうですね、硬すぎると弦が跳ねてしまう、黒壇ならピタっと吸い付き安定すると聞きました。また産地によってだいぶ質は異なるようです。
私の持つリュートはというと、やはり黒壇が多いですが、別の材料もよく使われるのがリュートの特徴かも、テンションの緩いリュートではさほどシビアな問題でなく、材質に拘る必要はないのかもしれません。またフレット楽器なので、指板と弦に挟まるフレットガットの質も関わってくるし。
これは普通に全面黒壇、
lute01.jpg

この楽器は黒壇の間にココボロという材を挟んだツートン、ココボロの比重や硬度は黒壇とほぼ同じで板材の違う所で音が変るなんてことはありません。いずれも重い木なので、厚くするとボディが軽い分、ネック側に重心が寄ります。
lute02.jpg

この楽器は梨(ペア)比重0.7、まあ普通で難はありません。
lute03.jpg

また今日のリュートは大抵、ハイポジションも弾けるように響板上にフレットが貼られています、しかしヤワな響板上は振動を吸収するので大して鳴りません、昔の絵画にも貼りフレットの着いた楽器は見かけません。
この楽器は響板の裏に補強板があるようで、鳴りやすくしてあります、現代の工夫でしょう・・まずここは弾きませんが;
lute04.jpg
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category: 楽器について

tb: 0   cm: 3

コメント

黒檀は汚れが目立ちにくいってこともありますね。
ペアのように色の薄い指板は、使っているうちに手垢などの黒ずみが目立ってきます。

個人的にはローズウッドなども好み。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2015/06/14 23:50 | edit

奇士さん こんばんは

>ローズウッドなども
お持ちのピロンさんの6コースはウォルナットでしょうかね?
全種揃えましょう^^v

michael #xNtCea2Y | URL
2015/06/15 21:14 | edit

ピロンさんの指板何だろう?
ウォールナットのようにも見えるけど自信ありません。

>全種揃えましょう^^v
<それ言い出すとお金がいくらあっても足らない。
 象牙とかもあるし(w

奇士 #nLnvUwLc | URL
2015/06/15 23:05 | edit

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