Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

チェンバロ協奏曲Wq.17  

Miklos SpanyiソロのC.P.エマヌエル.バッハの鍵盤協奏曲を1枚追加しました。
特にお気に入りはニ短調のWq.17です、どうもニ短調に好きな曲が多いです。
SpanyiはE.バッハの鍵盤作品全曲録音に取り組んでいますが、これは始めのころの録音、チェンバロとフォルテ・ピアノを使っています。録音はきわめて良好、これを聴くときはトーン・コントロールで少し高音を強めて、チェンバロのキラキラした倍音を聴こえやすくします。

e bach
楽器

サンプル動画:Keyboard Concerto in D minor (Wq.17):1st

第一楽章は多感様式の"春の嵐″を思わせる激しさはバロックや次の古典派の安定感のある音楽とは違い、前衛的ともいえる味わいですね。通常の人間界とは少し違った世界に入り込んだような不思議な感覚を覚えます。オケが沈黙してソロのみになったり、弦が弱音で和声を入れたり、低弦がダイナミズムを補強したり、さっきはオケが演奏したパートを今度はソロが演奏したり、ベートーヴェンの時代にも使われる書法ですね。
第二楽章は弱音器を付けた弦で「アダージョの名曲」に加えてもよさそうな旋律で始まりますが、ここでも多感様式らしい風が吹きます。
第三楽章はふたたび情熱的、偶然でしょうが"ファンダンゴ"を連想するようなリズムの取り方が心地よく魅力です、弦の奏でる不協和音が印象的。
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category: C.P.E.バッハ

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