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NASAの宇宙絶景Ⅴ:星の最後  

超新星爆発で最後を迎える大質量の恒星は少数派で、ほとんどが太陽のような小さな恒星だそうです。太陽は単独星ですが、星空の約半数は2つ、あるいは3つ以上の恒星が廻り合う連星だそうです。太陽系の木星がもっと大きかったら恒星になり、連星となったでしょう。
アルビレオ3
はくちょう座のくちばしにあたるアルビレオは トパーズサファイアに例えられてきた、見かけ上近くに見える二重星だと考えられてきたが、近年の観測で距離と動きから重力関係にある連星らしいとわかった。

太陽サイズの小さな星は寿命が長く100億年を超えるものもあります。燃え尽きる前に大きく膨らんで、周囲にガスを放出し、星の残骸:白色矮星だけが残ります。この際のガスの輝きがまた絶景で、惑星状星雲と呼ばれますが、"惑星状"というのはあまり意味がありません、昔の望遠鏡で惑星のように丸く見えたことに由来する呼び名です。
大きくわけて、ガスが丸く拡がったもの2つの方向に拡散した双極性のものとあります。前者は単独星がガスを放ったもの、後者は連星の残ったほうが周回する影響で、一旦ドーナツ状のガス雲が取り巻き、上下の空いたところからさらにガスが放出されて双極性になると考えられます。中心に残った白色矮星がガスを照らし、その星が持っていた物質により多様な色彩。

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らせん星雲
典型的な単独星の丸い星雲、太陽の最後もこんな形と思われる、

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左:The Cat's Eye Nebula、単独星の星雲らしいが、この捻ったクロワッサン風の形は不明、自転する中心星から、断続的に、方向が偏ってガスが放出されたとか・・?
右:Eye-Shaped Planetary Nebula NGC 6826、単独星と思われるがキウイフルーツ色が美しい、左右の赤いアクセントがオシャレで目を引く。

以下は双極性の惑星状星雲、
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バタフライ星雲、双極性でお馴染み、次世代の星の材料を放出している

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左:the Boomerang Nebula右:CRL2688、これらも双極性で色彩が美しい。

やがて、このガス雲も宇宙に拡散していき、暗い白色矮星だけがポツンと残ります。

PS.ニューホライズンズ、11日の画像が届いてますね、あとひといき。
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category: 科学・自然・雑学

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コメント

本日、天文台でアルビレオを見せていただきました。
胸が高鳴る美しさでした。
宇宙ってとても素敵なんですね。

まめ #- | URL
2015/08/02 02:19 | edit

まめさま こんにちは

アルビレオは小型の望遠鏡でもよく見えますが天文台の望遠鏡ならぐっと近づいたように壮観でしょうね、解像度が上がるほど宇宙には魅せられます。

michael #xNtCea2Y | URL
2015/08/02 13:39 | edit

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