Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

Michaの天動説:冥王星、クローズアップ  

人間の経験則では水が凍るようなところでは何でもコチコチに固まっている、水が蒸発するところでは何でもカラカラに乾いている、とイメージしがちだが、水に替る物質がその天体に流動を起こしているようだ、太陽系外では恒星に極めて近いところを廻っている灼熱の惑星があって、水は無いが鉄が蒸発して雲を作り、鉄の雨が降っていることも考えられるらしい。また土星の衛星タイタンでは水は硬く凍ってしまい岩石のようなもの、液体のメタンが雲→雨→海として循環している、しかし景色は水が循環する地球のようだ。

その天体上の温度によって流動する物質が異なり、地質学的変化をもたらすようだ。しかし太陽から遠く離れ、月よりも小さく、強い重力の惑星も関わっていない冥王星は変化をもたらすエネルギー源もなく、絶対零度に近い、全てが凍りついた天体だと思われてきたが、ニューホライズンズの画像は予想をひっくり返す;
pluto02.jpg
例のハート型の明るい領域はトンボー領域と仮称がついているが、拡大画像では本当に平坦で、クレーターは一つもない、何十億年も固まっていた所じゃないのは間違いない、①の領域は何か液状化した物質がゆっくり対流したようにも見える、二本筋の溝が境界を作り、溝の一部には暗い物質(矢印)が溜っているというか、吹き出しているというか?そして②の領域は滑らかではなく、鳥肌立っている、揮発性物質が吹き出した穴だろうか。

そして下の画像はトンボー領域の西端、暗い領域との境を拡大したもの、
pulto02.jpg
pulto01.jpg
パっと見、海岸線のようにも見える、①は平坦で流動的な領域、②はクレーターが残る陸地?のような・・その間にゴツゴツ見える③の山々は、海に押し流されてきた氷山のようにも見える。また矢印のクレーターには明るいトンボー領域の物質が溜っている、これも月のクレーターに流体(溶岩)が溜まった様子を思わせる。

何があったのかまったく見当がつかないが、様子から地質学的(あるいは気象学的)変化があったと見るしかない、大気圧が殆どない冥王星で凍った窒素は直接気化すると思うが、化合物など流体になりうる物質があるのか?氷河のように固体がゆっくり流れるのか?
絶対零度に近いような最果てでも、天体は活動的だというのが、コペルニクス的大展開かもしれない;
関連記事

category: 科学・自然・雑学

tb: 0   cm: 4

コメント

こんにちは。
クレーターと聞くと、去年だかのロシアに落下した隕石衝突を思い出しますが、大気圏突入寸前でしか発見できない大きさの小隕石は多くあるそうですが、身近な恐怖として、こちらの対策を急いでもらいたいものです。最近は、空から降ってくる、落ちてくる物が怖い世の中になっています。ですが、隕石は迎撃できませんね(笑)。

白クマ #USufH/tE | URL
2015/07/28 19:35 | edit

白クマさん こんばんは

小隕石は、被害の少ない場所に落ちるのを祈るしかないですね。
しかし発見できても大きすぎてどうしようもない隕石というか小天体が落ちてきたら地殻津波で一巻の終わりでしょう;早く発見して、軌道をちょっとでも逸らす対策が欲しいですね、彗星に着陸する技術は期待できそうですが。

michael #xNtCea2Y | URL
2015/07/29 00:30 | edit

アルマゲドンの世界ですね。
着陸して、爆弾を削孔穴に挿入、遠隔操作で爆破、飛散して地球に衝突の危険なし、という映画のような話があるのでしょうか。
大きな隕石の場合、核兵器は使えないでしょうし、やはり着陸作戦があるのですかね。考えるだけでも怖い話です。

白クマ #RaJW5m0Q | URL
2015/07/30 19:38 | edit

爆破するとかえって厄介でしょうね、イオン推進ロケットを着床させて、長時間噴射で軌道をずらす、という方法があるそうですが、上手い位置に着陸、固定させるのがポイントでしょうね、ロゼッタのフィラエのような調子ではいけませんが;
どうにかなる大きさで、早く発見して軌道を知るというのが前提でしょうけど。

michael #xNtCea2Y | URL
2015/07/30 21:54 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/864-c0e19a86
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター