Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

装飾  

バロック奏者は心憎いような装飾演奏をやります、思いもよらないような箇所でセンス良く鮮やかに^^コレッリの作品など、コレッリ自身の演奏の具体例が楽譜に記録されていますが、現代も各奏者が名演を競っています。
タルティーニなど、超名人技を楽譜として書きおろしてあります(後世に書き加えられたところもあるかもしれない)、恐ろしく難しそう^^;
vnソナタ、悪魔のトリルより
悪魔のトリル

最近は古典派作品のソロでも時代の流儀に乗っ取った良い装飾演奏が聴かれます。
装飾と言っても、軽く短く飾るものから、旋律に細かい動きを加えていく変奏に近い要素まで様々、またこれらの用いどころは効果的な所と不適合な所があり、そこは理屈抜きのパっと感じた音楽センスでしょうね。

バロックリュートの場合、音符(アルファベット)の横に装飾を指示する記号が付いていて( ’ )は上からの前打音かトリル、( ’’ )は長いトリルを意味します、バロックのトリルはその音符の拍に入ってから行い、前倒しにはしません。
これらは最低限のことで、指示のない所でも、良い装飾は大いにやるべきです;作品自体に元々装飾的要素が書かれている場合があるので、これらは参考となるでしょう。
ヴァイスのL'infideleのアントレですが、
entree.jpg
7連符で書いてありますが、真面目に7等分しても面白くありません;上の~~は滑らかにという意味、溜めをつけた後、加速的に詰めてスリリングに決めないと・・;
跳躍した音の間をパッセージで繋ぐ装飾、これはリピートの繋ぎにも使われたりしますが、跳躍の緊迫感のあるところ、やるなら切れ味が必要ですね。
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category: 演奏について

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コメント

こんばんは♪

装飾音、おしゃれです(*´∇`*)

リズムとか拍子とかに影響するので
難しいですよね~

オケでは国によって、装飾を拍の上か前倒しかで
モメます(笑)

吉瀬 弥恵子 #- | URL
2015/07/26 00:44 | edit

吉瀬さん こんばんは

装飾は曲の起伏の中にさりげなく溶け込ませるのが難しいですね^^;

>モメます
その現場、見てみたいです^^
言語が違うように音楽語法も変ったりするのでしょうか?

michael #xNtCea2Y | URL
2015/07/26 01:48 | edit

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