Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

弦スペーシングの調正  

バロックリュートのブリッジにおける全コース間のスペーシングは概ね標準があっていいでしょう、そうでないと持ち替えた際に見当が狂う;しかし、ダブル弦の2本間の間隔は奏者によって具合の良さが異なります。M.オッティガーさんに注文した最初の楽器はブリッジのダブル弦の間隔がかなり広めで、これは強く弾いても弦がぶつからない、プロ仕様?という感じのものでした。ブリッジのスペーシングは左手の押弦部にも影響し、私には開き過ぎて押弦し辛いものでした、押弦部は0.2㎜の違いでも大きな影響です。

スペーシング
解決策として、ブリッジ天板の弦穴より少しずれた位置に溝を彫ります、そこにはまるように弦を結ぶと、その半分の距離くらい弦もずれた位置で止まります、この楽器は天板に黒壇が貼ってあるので溝は目立ちません。
結果、1㎜ほどスペーシングが寄った状態に止まり、ちょうど良い具合です。楽器に傷を付けちゃうことになりますが、具合良くするためにリュート弾きは何でもやります^^;逆に広げる場合もあるでしょう。中古楽器はまず、前の持ち主に具合よくいじられていますね。

オッティガーさんに頼んだ2つ目の楽器は実物大のスペーシングを紙に書いて送ったので理想どおりに出来ました。
11c 3
スイスのオッティガー工房で出来あがった時のP.ライリッヒ・モデル、同じモデルを複数の人が注文すると、同時進行で製作されるようです、便乗して早くできました^^一番手前のが私の所に来た楽器、一番奥は13コース仕様になっています。
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category: リュート

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