Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

多弦楽器  

今日もかなり蒸し暑く、風呂に入って夕食をとるとまたブワっと汗が出ます;;寝る前にシャワーを浴びないと・・;
自室のエアコンを冷房&除湿モードでガガッとかけたら、ここまで下がりました。
湿度計
左のデジタル式も結構正確でした。楽器のケースを開けて、しばらく馴らして弾きました、いつもより澄んだ良い音の気がする・・^^

ところで、歴史は繰り返すというか、リュートもバロック期になると、やたら弦数が増えてきました、初めは6コースでしたが、最終は13、14コースに。問題は多数のペグをどう収めるかです。それでも楽器というもの、姿も美しくなければ所有欲というのも湧きません。造形の美術性を失わないのがバロック楽器の好きなところです。改造してコースを増やした楽器も多いですが、見苦しくなくまとめています。当初から多コース楽器として作られたものは、それなりに優美な姿にまとめようという努力が見られます。
gt_20150811195207404.jpg
この楽器はジャーマンテオルボと呼ばれる13コース対応の糸巻部で、糸倉を2段に分けて、流線美を持たせたスワンネックと呼ばれる形です。矢印の部分で継ぎ合わせてある楽器が多いですが、この形に木材を立体的に削りだすのはかなり手間でしょう。真横から見ると随分華奢です、余計な重量を削り取る目的もあるでしょう。取り回し要注意ですが;

19世紀に入ると、ギターの世界でも再び多弦楽器が登場する、しかし19世紀は音楽は貴族から市民のものへと移り、楽器も大量生産が必要となります、機能重視でバロック期のような手間ひまのかかる工作までできない;この10弦のギターは優美といえる姿には見えないけど、機能的工夫は凝らされています。
多弦19cg
この頃は左手親指で弦を押さえる技法もあったので、6弦までとそれ以下の低音弦には間が空けてあります、手すりみたいに見える細い部分はその親指が鳴っている低音弦に触れないためのガードレールではないかと思われます。やはり姿の美しいのは6弦のギターかな^^;20世紀以後も新たに考案された多弦ギターが登場します。

PS.本題とはまったく関係ないつぶやき・・私は子猫の後ろ姿がひじょうに好きです、
こんなような^^;
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