Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

O.スウィトナー:モーツァルト 交響曲 No.39-41 N響ライヴ  

1982年、NHKホールでのこの演奏はモーツァルト3大交響曲連続演奏とかでTVでも放送された記憶です。もう33年前ですか;;スウィトナーがSKBとPCM録音で次々録音をしていた頃でもあり、優れた録音で名演の多くが聴けるのは幸いです。しかし、スウィトナーのライヴがまた楽しみなんですね。

nhk sui moz
オットマール・スウィトナー指揮
NHK交響楽団
1982年12月、NHKホール ⓃⒽⓀCD


3曲連続演奏するというのは、やはり特別な設定が生じてくるのか、計12楽章を一つの構成のように一気に進め、リピートも省かれ聴衆の集中力を引っ張っていくようだ。
39番から、スウィトナーらしい爽快でバランスのよい演奏で期待に応える、テンポは快速ぎみ、メヌエットのくっきりしたリズム、トリオでのクラリネットの美しさが格別、終楽章は畳み込むような快演。
40番は第一楽章からやはり快速、さらりとした流線美の中に気迫を感じさせストイック、甘ったるい演奏とは程遠い。終楽章も一段と快速、疾風のような悲壮感。展開部での対位法はvaのじわっとした響きで始まる、彫の深い響きの対比が良い。
当録音には拍手も入っているが、最後の41番は拍手が鳴り止むと同時に演奏開始、がっちりした構成の第一楽章もさらりとした響き、外見的力み感を抜いている。メヌエットをさらりと通過したあと、あまり間を置かず終楽章に入る、これは最も快速、これまでの蓄積エネルギーが渦巻くような最終楽章として聴かせる。ファゴットなどレスポンスをちょっと越えたようなスリルだが、コーダでは金管が高鳴り、華々しいオペラの終曲のようだ。終了と同時の大喝采も収録されているが、まさに同じ気分である。
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category: モーツァルト

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