Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

O.スウィトナー:モーツァルト 交響曲No.31「パリ」  

このLP2枚組は私の高校生時代、手当たりしだいに千円盤を集めていた頃のもの、珍しく手元に残っています。これは店頭にあったものではなく、何かで調べて注文した記憶。
現在どういうレコードが発売されているか、ネットで検索なんてできなかった頃ですから、「クラシック・レコード年鑑?」とかいう冊子を買って探したものです。しかし年鑑で知った頃には廃盤だったり、情報が遅かったです;

sui moz 31

EMIの兼価盤セラフィムからこんな2枚組が出ていたなんて意外だったが、オットマール・スウィトナー指揮、シュターツカペレ・ドレスデンの名演で、注文した甲斐があったというもの。
モーツァルト 交響曲No.31、35、36、38と入っていて、'68年の録音らしいが、スウィトナーの美質をよく聴ける。原盤はD.シャルプラッテンと思うが、D.Gのようなマッシヴな響きではなく、1st、2nd vnが清涼でくっきり分離して聴こえ、力感を帯びたtimpと量感のある低域が支える、管も色彩感をもって響く好録音。

じつはのちに1枚にまとめた再版盤には入っていないNo.31「パリ」が魅力なのだ。
「パリ」ってあまり好んで聴いたりしないが、スウィトナーはいい。第一楽章から速いテンポで、これほどカチっと整い、心地よい演奏は他に憶えがない、SKDの達演もすばらしい。古楽オケのブリュッヘン&18世紀Oのほうがずっと物量的で武骨だ。
第二主題だろうか、ここが非常にいい、要約すれば上行下行するだけだが、
sc2.jpg
イタリア仕込みというか、モーツァルトらしいキレとスマートさが冴えたところ、ここはハイドン先生も一歩譲るかな^^
1st&2nd vnが管のハーモニーとともに、スウィトナーは切れ味十分に聴かせ、背筋がのびる。第二楽章は普通に美しい曲だが、終楽章が対位法も含めた凝った構成で楽しませる。
あと、No.36「リンツ」、メヌエットの典雅な演奏が格別、終楽章コーダで、ぐいぐいリズムで押してくるところなど最高v
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category: モーツァルト

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