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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

太鼓連打 Ⅱ  

好きな曲については何度も書きます^^
103番はハイドンにとって最後期の"大詰め"の作品でもありますが、104番ほど対位法など作曲技法を凝らしたところは強調されず、楽器の数や音色の変化で純粋にシンフォニックな響きの面白さを追求した作品にも思います。
第1楽章はティンパニ・ソロのあと低音による瞑想するような序奏を聴かせ、一転して簡明で明るい主部の第一主題が弾かれます、"大詰め"の作品とは思えないほど、かしこまった様子じゃない明るさがいい^^メヌエットもおっとりしたテーマが深刻な短調に転じる対比もいい、ロンド形式の様相が目立つ終楽章も響きの変化を聴かせながら快調でワクワクさせます。

対照的ながら、魅力的な2枚です、
hay 103

ジェフリー・テイト指揮:イギリス室内Oは小編成の響きながら、軽薄さはなく、管やティンパニが程よい量感を持たせ、グンと押し出すシンフォニックな響きが小気味よいです。これくらいの編成がちょうどよいかもしれません。全奏の音にも荒っぽさがなく美しく溶け合っています。テンポは適切、誇張した表現はなく、聴かせるツボはしっかり押えた演奏で何度も聴きたくなります。テイトのロンドン・セットは質の揃ったバランスの良い録音で、結局全部集めました^^

一方、演奏しだいで、たっぷり重厚なのもいいんですね、カラヤン指揮:BPO、カラヤンが過去にVPOと組んだ録音も名演ですが、長年築かれたBPOとの美質による演奏もぜひ聴きたいと思いました。
テンポはちょうど良い、特異な表現は一切なく、すべてがオーソドックスで最上の演奏を聴かせます。ベートーベンと変わらない編成でしょう、弦は厚みを帯びていますが、常に爽快、上手い人だらけのキメの整った弦楽を聴くだけでも価値あります^^あっさりした舞曲風の第1楽章も充実感たっぷりに聴けます。
第2楽章のコンマスのソロもインテンポでさっぱりと弾かれますが、それでも超上手いキレを感じさせます。
第3楽章は短調に入ると弦の厚さが効きます。
第4楽章は比較的快速ですが、速くても重厚感を失わないのはカラヤンですね。

L.バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルの演奏がありました、
動画:Symphony No. 103
弦が厚い!;でも痛快^^
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category: F.J.ハイドン

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