Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

弦楽器の装飾あれこれ  

弦楽器の装飾というのは昔から美術センスに優れた美しいものがあり、目移りしますね。
違う材質を合わせたコントラストで表現したもの、貝殻の内側の光沢を使った飾り、中には宝石をはめ込んだ楽器まであります;;ちょっとやり過ぎ?・・控え目が一番^^;

まずリュート属、古くはとてもシンプル、素朴な姿だったようで絵画からもわかります、そんなのも好きですけどね。バロック期に入るにつれ、装飾を施したものが多くなり、基本はコントラストですね、異なる木材(ときに象牙)を隣り合わせに配置したり、透かし彫りを入れたり・・ただ貝殻のような光りものをリュートに使った例はあまり記憶がないです。
ペグボックス
ベグボックスの裏板に入れた透かし彫り、こんなのも1つは欲しいけど・・「弦を巻くとき引っ掛るんじゃあ?」とか言ってガマンしてます^^;;

次はバロックギター、これは調弦など扱いが容易だったこともあり、昔もアマチュア層が多かったようで、貴族などが豪華な装飾を注文したことでしょう、実用本意ならごくシンプルに良い楽器が出来ちゃうでしょうが;
b g
ボディ全体もめいっぱい飾ってあり、特に目を引くのが響孔に付けられたパーチメントで、羊皮紙などを切り抜いて作られ、立体タイプもあります。
bg rose
こちらでいろいろ見られます。
パーチメント・ローズ製作家:Elena Dal Cortivoのページ

19世紀ギターになると貝殻の飾りが多く見られます、見る角度で色彩が変る。
19c g
かなりゴージャスな楽器もありますが、貝殻のような"光りもの"というのは響孔廻りに小さくあしらう程度とか控え目な使い方が好きですね。
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category: 楽器について

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コメント

こんばんは♪

美しいです(*´∇`*)

大聖堂のステンドグラスを思い出しました。

それにしてもペグの多さには驚きですね~

こんなにあったら、間違えちゃいます(笑)

吉瀬 弥恵子 #- | URL
2015/08/23 19:33 | edit

溜息でます

こんにちは。

こうして改めて見てみますと、ゴージャスですね。
透かし彫りは、雑多なペグボックスに、ひとつのアクセントを与えてくれますし、調弦の煩雑さのイライラ感をも消してくれるように思えます。

そういえば、シェーファー氏の最後のバロックリュートは、この透かしが全部象牙だったですね。ため息を通り越してます。

楽器は美しくあることも必要だなあと思うことがあります。シンプルも良いですが、鑑賞しても、弾いても、うっとりするリュートを所有してみたいですね。(。。無理ですが(笑))

サイモン #/5QFQH0M | URL
2015/08/23 20:06 | edit

吉瀬さん こんばんは

ペグはよく間違えます;せっかく調弦したのをいじっちゃったり^^;
ペグの突起飾りを奇数コース、偶数コースで色分けした楽器を見た
ことがあります、飾りが目印に、一石二鳥ですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2015/08/23 21:03 | edit

サイモンさん こんばんは

>イライラ感をも消してくれる
たしかに、落ち着いて優雅にいきましょう、って感じですね、そうありたいものです^^
まずは、楽器として良いもの、余裕があればちょっぴり装飾をオプションしてもいいですが、その余裕がないです^^;1台こっきりで終わらないですしね;;

michael #xNtCea2Y | URL
2015/08/23 21:04 | edit

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