Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ピノック:バッハ オーボエ・ダモーレ協奏曲  

バッハが声楽曲アリアのオブリカートでもよく使う、オーボエ・ダモーレは後のイングリッシュホルンであり、独特の魅力を持ったオーボエ属の楽器です。バッハの協奏曲も原曲譜が失われ、チェンバロ協奏曲BWV1055からの復元だそうですが、ソロはいかにもオーボエ・ダモーレらしい。いくつか音盤がありますが、やはりピノック盤、D.ライヒェンバーグ:ソロの録音が一番かな。
bach 3 konzerte
1984年、ロンドン
第一楽章の溌剌とした弦楽の開始、そこにゆったりとobダモーレが入る、この楽器の音はピンポイントではなく、その場で周囲に拡散して聴こえる、鳴り始めから印象深い。第二楽章はまさにこの楽器にふさわしい雰囲気、弦が同形のリズムで序奏するなか、obダモーレが哀愁を帯びたソロを歌う、聴きどころの楽章、終楽章は颯爽とした弦楽をバックにobダモーレのゆったりした歌いっぷりがいい、小忙しい旋律は似合わない楽器だ。

ところで、オーボエ・ダモーレの音が心地よく感じるのは写真のような、管の先に施した丸い膨らみの効果、
オーボエ
これと同質に感じるのが、人がナ行マ行を発音する際、鼻腔の膨らみを通して出す声だ、鼻づまりの声は心地よくない。
鼻くう

ここでまたリュートが登場^^;リュートのボディの断面は鼻腔の図と近い、この形状が心地よい音を作る重要な要素として維持されてきたのではないか?と思う。ソプラノ・リュートなど高域楽器ほど、その特徴がよく聴ける。テオルボサイズほどの低音になると、もはや形は何でもよいのかも??しれない^^;;
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category: J.S.バッハ

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