Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

かっこイイ終楽章  

古典派の短調作品、とくに管弦楽曲にはいつ聴いても痛快で飽きることのない傑作があります。いずれも主題がスカッとしていて、切れ味よく、緊迫感で引き寄せます。全楽章良いですが、今日はかっこいい終楽章を拾ってみます。

まずは前古典派から、やはりカール・フィリップ・エマヌエル Bachは外せない、代表で挙げたいのは、フルート協奏曲 ニ短調 Wq22、じっくりと構えた第一楽章、穏やかな風のような第二楽章のあと、終楽章の突如巻き起る疾風が現代人も虜にする、スリリングなフルートを弦楽がひしひしと迫るように支える。
手持ちの音盤ではT.コープマン盤、K.ヒュンテラーのflトラヴェルソが最高、トラヴェルソが鮮やかな上に深みを帯びて上手い。
c p e bach fl con
コンラート・ヒュンテラー:フラウト・トラヴェルソ
トン・コープマン指揮 アムステルダム・バロックO


動画ではこれが良いかな、ベルリン古楽アカデミー
C.P.E. Bach / Flute Concerto in D minor, Wq. 22 (H. 425) 
終楽章15:24~
もう一つ、ライヴ録画からは覇気が伝わってくる、
C.P.E. Bach - Concerto for flute, strings and continuo in D minor Wq 22
終楽章16:14~
 

二つ目はヨーゼフ・マルティン・クラウス、交響曲嬰ハ短調 VB140の終楽章、
ハイドンに献呈するため改作された交響曲ハ短調VB142の原曲だが、初作らしい勢いがあり、第一楽章から素晴らしいが、見事に締めくくる終楽章で、素早く巻き込むようなクラウスらしい旋律、研ぎ澄まされた躍動感。手持ちCDではN.マギーガン盤が最高、そしてクラウスに導いてくれたスンドクヴィスト盤もいい。
kraus sym01
左、ニコラス・マギーガン指揮、カペラ・サヴァリア
右、ペーター・スンドクヴィスト指揮、スウェーデン室内O


動画はコンチェルト・ケルン
J. M. Kraus - VB 140 - Symphony in C sharp minor
終楽章13:15~

最後はハイドン先生、魅力の終楽章はそりゃあ多々あって迷うが、代表として交響曲第44番ホ短調「哀悼」の終楽章、この曲にはユーモアの要素はなく、真剣勝負なのがいい、ズバっと開始する主題が決め手、始まりの音はアウフタクトだ、と意識していても、どうしても拍を取り違えて聴いてしまう、リピートではOKだが^^;
新鋭どころでは、ガリー・クーパー指揮のアリオン・バロックOがいい、快速な中に緻密な味わいを聴かせる。
hay sym 44
ガリー・クーパー指揮、アリオン・バロックO

動画はあまり音質良好なのがない、ひとまずホグウッド、
J. Haydn - Hob I:44 - Symphony No. 44 in E minor "Trauer" (Hogwood) 
終楽章22:58~
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category: 古典派

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