Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

バレエ組曲「くるみ割り人形」  

チャイコフスキーはあまり集めないのですが、「くるみ割り人形」はビギナーの頃親しんだ名曲で懐かしさがあります。最初はカラヤン指揮、フィルハーモニアOの17cmLPで聴いていました、赤い透明のビニル盤でした。序曲では低音楽器が使われず、童話の世界らしい「夢」を演出しているのが見事です。

オーケストラを生で聴くようになって、あの圧倒的な音量、"厚みと潤い"を聴くと録音音楽なんて乾燥した薄っぺらなものだと思いました。まあこれは仕方がないです。
グラモフォンの録音も"4D"の時代に入ってから、さすがにそれまでの伝統の録音とも一線を画した感があります。充実した再生音を聴かせる基本理念に変りはないと思いますが。
このジェームズ・レヴァイン指揮、VPOの「くるみ割り人形」など耳親しんだ曲だけに録音の進歩が実感できます。

くるみ割り人形

弦の各パートはそれぞれ1つのまとまった響きとして聴いていましたが、弦の1人1人の音が聴こえてくるような明晰な音です、管が鳴っている位置や音の広がる感じ、金管の音の厚み等々実在感が増し、これでも生の音には遠く及ばないでしょうが、かなりイメージは迫ったように聴こえます。オーディオ評の高かったガーディナー指揮の「惑星」も同様ですね。

レヴァインの演奏は全体にやや快速なテンポで、リズムの躍動感を常に表出しています。最後の「花のワルツ」も優雅な演奏はいっぱいありましたが、ここでもリズムを引き絞め、今までにない新鮮な感覚で心地よいです。エンディングも大見栄きるようなリタルダンドをかけず、スッパリ終わる、こういうの好きです^^
録音と合わせて良い内容です。
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category: その他・ロマン派

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