Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

六角形の謎Ⅲ  

人工的に作られたもの、たとえばちょっとした砂山もやがては崩れ、限りなく平坦になっていく、また水槽にインクを垂らすと、初めは局所的に濃いが、やがて散逸していき、完全に均一になって終息する、決して逆戻りすることはない。こういうのをエントロピー増大の法則と言うそうで、一つの閉じた系では、自然は必ず乱雑さを増す方向に動く、これだけ考えると生命の発生なんてありっこないとも思えます。
しかし異なる系からの影響があり、エネルギーが供給され続けると、エントロピーが減少し、整った構造が現れることもある、熱帯魚の美しい模様、トラの縞模様、神様が作ったような生物の絶妙な体が出来たのも言い換えればエントロピーの減少、自然界に起こったさざ波の産物かもしれません。

さて以前にも話題にした、土星の北極、正六角形の嵐ですが、こういうキチンとした形というのは、エントロピー増大の結果ではなさそうです。
土星北極 (2)
土星の北極 NASA カッシーニ撮影
大きな嵐の中に無数の小さな嵐があるように見えます。いったい何が外周の六角形を作っているのか?
ちょっと似ているかも?と思ったのが、地球の偏西風です、西から東へ真っ直ぐに(北極から見ればきれいな円に)なっておらず、蛇行することが多いです。土星の六角形も閉じた円の中に波をもつ形と言えます、地球の偏西風と共通部分があるのか?わかりませんが、大気の下層と上層の密度や温度の差で起きる対流、そして惑星の自転、いくつかの系の要素が影響して、エントロピーの減少が起きているのかな、と思います。
一方、土星の南極の嵐は円形です、
土星南極
土星の南極
これも北極とは大気の温度差に違いがあるとか?ちょっとした要因の違いが、大きな積み重ねの結果を変えているのかもしれません。詳しく説明するのは流体力学になるでしょうね。
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category: 科学・自然・雑学

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コメント

土星の六角形については、最近こんな説が
http://www.space.com/30608-mysterious-saturn-hexagon-explained.html

奇士 #nLnvUwLc | URL
2015/10/09 22:38 | edit

奇士さん こんばんは

ニューメキシコ工科大学が発表した件ですね。
この内容も把握しきれませんが^^;
やはり、大気の下層の風がポイントですかね?

michael #xNtCea2Y | URL
2015/10/09 23:23 | edit

こんばんは♪

土星の南極!?Σ(゚Д゚)

それだけでも初めて見て、かなりびっくりなのに
六角形で、まるで夢のような美しさです!!

土星にも嵐があるんですね~

不思議で楽しいです(*´∇`*)

吉瀬 弥恵子 #- | URL
2015/10/12 19:17 | edit

吉瀬さん こんばんは

過去記事にも書いたんですが、すごく身近なところでも六角形が
できちゃうんです、スケール違い過ぎですが;

http://micha072.blog.fc2.com/blog-entry-717.html

不思議なんです^^;

michael #xNtCea2Y | URL
2015/10/12 23:00 | edit

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