Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ベテルギウス  

遠い宇宙のことを調べても、我々の暮らしを直接豊かにはしないかもしれませんが、"知る"ということも形のない豊かさで、古来から人間は労力を惜しみません。また各種探査機や実験装置の成果は高い技術力の実証で、これは身近なところに応用できるかもしれません。

これはESAの天文衛星「ハーシェル」が捉えた、オリオン座の左上の一等星、ベテルギウス周辺の遠赤外線画像です。
betelgeuse 2013
 ESA天文衛星:ハーシェルによる遠赤外線画像
ベテルギウスは画面の右から左に向かって秒速30kmで移動しているそうです。ベテルギウスが放出した外層の塵やガスが円弧状に見えますが、自分が出した波紋を追っかけていくような、ドップラー効果の説明図に似ています。さらに画面左側に直線状の帯が見えます、これは過去にベテルギウスが放出したものではなく、元々あった星雲らしいとのこと、あと5000年以内にはベテルギウスの最も外側の円弧と衝突すると見られています、しかしその頃には・・?

ベテルギウスといえば、640光年にある脈動型変光星で死が間近の超巨星です。超新星爆発を起こすのは数年内かもしれないし、数千年以内かもしれない?
img_0b.jpg
爆発のあとには中性子星(パルサー)が残ると思われますが、爆発をおこす前の恒星は不安定で綺麗な球形をしていると限らず、
esa be
 ESAによる、現在の不安定なベテルギウスの想像イラスト
重心が偏った爆発をすると、中性子星が弾き出され、超高速で移動、秒速1000kmに達するものもあります。中性子星は超強磁場を持ち、高エネルギーの電磁波を放つ凄まじい天体、こんなのが近づいたら太陽系壊滅です、防ぐ手段はまったくありません。仮にベテルギウス爆発後の中性子星が1000km/sでこっちに向かってきたとしても、19万年かかりますが^^;
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category: 宇宙・天体

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コメント

生きているうちに見たいような見たくないような。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2015/10/12 20:01 | edit

奇士さん こんばんは

私は断然、見たいですね!

michael #xNtCea2Y | URL
2015/10/12 22:41 | edit

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