Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

T.ピノック:ハイドン 交響曲第43番「マーキュリー」  

ご無沙汰になっている音盤レビュー、しばし耳を休めるとまた新鮮に聴こえるようです。
今日はBOXセットから、トレヴァー・ピノックのハイドン「マーキュリー」、アルヒーフの克明な録音が弱奏のハーモニーも鮮やかに聴かせてくれる。

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トレヴァー・ピノック指揮
イングリッシュ・コンサート
1989年


交響曲第43番「マーキュリー」
第一楽章は快活な印象に始まるが、主題をどう変化させようか弄るような、けっこうデリケートな楽章に思える。ピノックは溌剌とした中に絶妙なレガート奏法も加え、ふさわしい表現。第二主題の現れ方がいい、
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79小節から前兆的にシンコペーションが始まり、84小節で確定するような、この第二主題が清々しく提示部をしめくくる。展開部は疑似再現がすぐ現れ、そこからが聴きどころ、第二主題の扱いが素晴らしい。
第二楽章は疾風怒涛期の緩抒楽章として、特に魅力的な出来栄え、弱音器をつけた弦が眠りにつくような静けさを通す、後半に入ってからの和声の移ろいが深く引き付ける。
メヌエット、簡潔明快なテーマは何故こんなに良いのだろう^^
終楽章、第一楽章同様に、けっこう充実した粘りを持つ、展開部は期待以上に切り立った緊迫部分を置く、ここはぜひ2度聴きたい、ちゃんとリピートされるv
純度高く磨きあげたようなピノック指揮の演奏はベストの1枚です。
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category: F.J.ハイドン

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