Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

リュートのペグボックス  

あらためて、リュートのペグボックスは何故、90°近く後方へ折れているのか?
(ズバリ90°の楽器もあるようですが;)
①伝統的な形だから
②全長が短くなり、取り扱い易いから
③弦の圧力がナットに強くかかり、調弦が安定するから
など、いくつか考えられますが、じつのところ調弦し辛いです^^;一旦調弦が合えば③の効果はあるようですが、これも一長一短、調弦の際の摩擦が強いわけです。
弦を外してみるとわかりますが、ナットに当たっていた所で折れ曲がった癖がつきます、
7c ペグボックス
これは太いガットや巻弦になるほど顕著で、微妙に調弦しようとしても、この曲がり癖のところで止まってしまうんです;さらにナットからペグまで距離があるコースはこの間でも伸縮が起こり、この不具合を助長します;
緩めたり巻いたりしながら狙いをつけて何とか合わせますが;;
これがリュート弾き必須の技?
それでも具合が悪ければ、これを使います。
1723389311_13.jpg
1723389311_137.jpg
アラミド繊維の糸、これでナット-ペグ間を繋ぎます、伸縮が殆どない性質で、ペグの僅かな回転に応えて調弦可能となります。巻弦を使っていた頃は必需品でしたが、今も一部に使う価値はありそうです。落ち着いた黄色で、そんなに違和感ないと思います。
繋ぎ方は電車結びです。
電車結び
こうやって繋げるのも、ギターのテンションまでかな・・
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category: リュート

tb: 0   cm: 2

コメント

こんばんは。
ペグボックスがネックに対して90度になっていると、弦の張力をネックで受け止めて壊れにくい、ってのもあるかも。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2015/10/19 23:24 | edit

奇士さん こんばんは

この直角はナットを境に張力負荷を2つに分けることになりますかね、強度的にも安心感があります。
スワンネックを真横から見ると壊れても不思議はない気がしますが;

michael #xNtCea2Y | URL
2015/10/20 22:17 | edit

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