Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

M.ハイドンのレクイエム(再掲)  

当ブログを始めた頃に取り上げた、弟ハイドン、ミヒャエルのレクイエム(ジキスムント大司教葬送の為のミサ曲)を久々に聴きました。
ザルツブルグでモーツァルトと仕事仲間だったミヒャエル・ハイドンは後のモーツァルトの宗教曲に影響を与えたと言われ、興味が湧くところですが、それを知らなくとも十分魅力の聴ける傑作でしょう。
まず始めのRequiem aeternamの深さに引き込まれる、2度音程の繰り返しは死の世界に誘うようなゾクっとくる響き、悲しみを湛えながら、クールな要素もあり、バスの一貫したリズム、要所で打ち鳴らされるtrpとtimpが毅然と引き締めて行くようで素晴らしい。
近年の傾向として、使われるtrpは古楽、モダンオケ問わず、ナチュラルtrp、この透明な響きは宗教曲ではなお大切に思える、短調楽章はピカルディ終止だが、清朗な響きが相応しい。
Dies iraeを聴くとあの"モツ・レク"を思い出す、こちらはやや渋く控えめな面持ちだが、やはり迫りくる魅力を持つ。
Benedictusが優美でバスからソプラノまで順に独唱が追い重なり、合唱で締めくくる。
Cum sanctis tuis は合唱によるフーガ、終曲にRequiem aeternamを独唱陣で再現、続いて再びCum sanctis tuisのフーガ合唱で終わる。
全曲ともバックのオケ・パートも充実した支えとなって聴き応えがある。

手持ち盤はロバート・キング(左)とアイヴァー・ボルトン(右)の2枚、
m haydn req
しなやかでじっくり構えたR.キングも名演だが、ライヴ録音のボルトンは適度な力感で押してくるのが魅力。

参考動画: Michael Haydn: Requiem, MH. 155 | Raphael Pichon
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category: M.ハイドン

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